マガジンのカバー画像

贈り物相談室

14
毎月15日、贈り物相談室から「折々のギフト」に関する記事をお届けします。
運営しているクリエイター

#ギフト研究所

【折々のギフト 令和6年6月号】カタログギフトの展望

セレクト(チョイス・選べる)ギフトはこの50年で進化し、定着した。 戦後、日本の百貨店は大き…

【折々のギフト 令和6年5月号】カタログギフトの歩み (2010年代)

今回は「商品カタログ」についておさらいしておこう。 商品カタログは大きく分けて3つのパタ…

【折々のギフト 令和6年4月号】カタログギフトの歩み (2000年代)

1980年代、カタログギフトはアナログな仕組みでスタートした。 百貨店は独自にカタログを作成…

【折々のギフト 令和6年2月号】カタログギフトの誕生

百貨店でのお客様の購買目的は、自家需要(自家使い)か贈答品(ギフト)である。 終戦直後は、当…

【折々のギフト 令和6年1月号】チョコレート戦争

バレンタインデー商戦が近づいてきた。 バレンタインの贈り物と言えばチョコレートである、と…

【折々のギフト 令和5年12月号】年末年始のご挨拶

1年の暮れは挨拶というコミュニケーションのシーズンである。 少なくなってきたとはいえ、12月…

【折々のギフト 令和5年11月号】日本事情のギフト

11月15日は七五三参りの日である。 子供の成長を祝って神社・寺に七五三詣でを行うが、近年では該当日に限らないようだ。 旧暦の11月は収穫を終えてその実りを感謝する月で、併せて子供の成長を氏神に感謝することが江戸時代に始まった。なので七五三参りは古くからの習わしではないようだ。 両親はじめ家族でのお祝いで近親者からのお祝いが主である。数は少なくなりはしたが、盛装して千歳飴を持つ子供たちと親御さんを街で見かけると微笑ましさが倍増する。 日本的なギフトと言えば、真っ先に思い浮か

【折々のギフト 令和5年10月号】西洋事情のギフト

海外のドラマを観ていると、その国や地域の視聴者の関心が見えてくる。 Netflixなどの海外映画…

【折々のギフト 令和5年9月号】シーズンギフト

日本は四季がある国として世界に知られている。 春夏秋冬にメリハリがあって、それぞれの季節…

【折々のギフト 令和5年8月号】中秋節

中秋節は、旧暦8月15日に行われる中国四大伝統祭りのひとつである。 十五夜の満月を愛でながら…

【折々のギフト 令和5年7月号】帰省ギフト

令和5年の夏休みが近づいてきた。 コロナ禍で3年ほど移動することがままならなかったが、今…

【折々のギフト 令和5年6月号】お中元エレジー

今年も伊勢丹からお中元の分厚い紙カタログが届いた。 今は「伊勢丹 夏の贈り物 2023」とい…

【折々のギフト 令和5年5月号】初夏のギフト

夏の衣替えの時期となりました。 学生時代は6月1日が上着を脱いで登校ができる日でした。デパ…

【折々のギフト 令和5年4月号】母への贈り物

母の日の由来を調べると、各国で様々ですが、 日本では20世紀初頭の米国で始まったことから習慣となっています。 第二次世界大戦の暗雲が漂い始めた1933年に森永製菓が告知し、 昭和22年に5月の第2日曜日が公式に母の日とされました。 特に社会情勢が悪化する時に、母を思う感謝の気持ちをあらためて表現します。 母の日ギフトの定番はカーネーションです。 これは米国の始まりが、故人となった偉大な母へ、娘が白いカーネーションを捧げたことに発します。 以来、母へのプレゼントが多様化して感謝