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【個人的提案】ありのまま、の捉え方

「あなたはそのままで素晴らしい」
「ありのままでいいんだよ」というメッセージが巷に溢れている。


それを言葉そのまま
「そうか、そのままの自分で素晴らしいなら、努力なんて要らないんだ」
「私は私ですでに素晴らしいから、ありのままで、このまま(努力せずに)生きていこう」
と取る人もいそうだな、と感じた。

これは完全に私の価値観によるものだし、良い悪いではない。


けれど、

「私は私で素晴らしいから、このままでいいの」
「努力なんていらないの」

そう居直るよりも

「私は私のまま、
ますます、なりたい自分になっていこう」

「"素敵だ!"と自分がより思う自分を
目指していこう」


こっちがより素敵だな、と思っている。
(なぜなら、自分が楽しいから。)

本来、本心からしたくてしていることは楽しいものだと思う。
努力と無理強いは違う。

周りからはいろいろな見え方をするかもしれないけれど、


「誰に忖度することもなく
一切の損得勘定も抜きで
純粋に好きで(楽しくて)やっていること」

その威力はすごい。

というか、
「そういうことをやるために、
人は生きているのかもしれない」

とすら思う。

こと仕事に関しては、需要と供給で成り立っているから
100%そうはいかないことの方が多いと思う。
それはそれで、わかった上で、工夫すればいい。

100%じゃないにせよ、
やっている仕事の中に楽しみを見出す。

(いろいろトライした上で)
それがあまりに出来ないなら
「仕事を変える」という選択肢をとるのは逃げではなく、
むしろ【英断】だと思う。

そもそも、全然楽しめないのに、継続していい仕事なんかできるんだろうか。

そして、経験者として強く言いたいことがある。

一番避けたいのは、
「自分」という存在に無理を強い続けること。

自分に無理強いを続けていると、
人は消えてしまいたくなる。

自分を殺す、と書いて自殺だけれど、
自分の心と体を、日々少しずつ、少しずつ殺すような生き方をしている人は少なくないと思う。
(少なくとも私はそうだった。) 

自殺に関して言えば、
人は一気に死ぬことはない。(はず)
日々、少しずつ死んでいく。
(大抵心が先で、
同時か少しあとに体や思考に症状が出てくる。)

そうなると、《もともと純粋に好きだったこと》すらも楽しめなくなるし、
「私の好きなことってなんだっけ...」「もうどうでもいいや...」「早く人生終わらないかな...」という状態になる。
色のない、虚無の世界に落ちていく。

そうなる前に、本心から好きなことをしよう。できるだけ、頻度も多く。
そして、「心を殺さないといけないような場所」からは一刻も早くオサラバしよう。
(それが難しいのもわかる。もう気力がなくて、勇気なんて出せるわけない、という状況があることも。)

ただ、最終段階までいってから戻ってくるのは、至難の技だと思う。
(空虚の世界にも、段階がある。)

そうなる前に、
「自分はどう生きたいか」
「心と体を蹴っ飛ばしてないか」
「本当に今のままでいいのか」

自分に問いかけるクセをつけるのは、
役に立つと思う。

各専門家に助けを求めるのも、言うまでもなく大事。

私はあくまで【個性心理学】の専門家だけど、
昔の自分のように

「なんか違うんだよなあ・・・」
「アイドリング状態で生きている感じがあって、そこから脱したい・・・」
「現状を変えたいし、そのための行動をしたい。でも何をしたらいいかわからない。」

そう感じ、きっかけを求めている人に対し、
強力なサポートができる「きっかけ提供のプロ」になりたいと思っている。

日々勉強。

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