音程(4度)
こんにちは、こんばんは。Ryoです。
ちょっと日にちが空いてしまってすみません。
上の写真、今日は仕事で神奈川に行ってまして、朝PAでキレイな富士山が見れたので
ちょっとその写真でもシェアしたいと思います。
では、今日も音楽理論。
前回からの続きのお話をしていきたいと思います。
前回までのお話では、
音程には完全系と長短系があり、
その中でも、完全系の1度と8度についてお話をしました。
1度も8度も、全て完全が前に付いて、
完全1度
完全8度
となるってお話でした。
ちょっと日が空いてるので忘れてしまってますかね?
忘れてしまったって方は前回の記事見に行ってみて下さいね。
で、
今日は
4度
についてお話ししていこうと思います。
4度もほとんどが完全4度になるのですが、
1個だけ違う呼び方になるものがあります。
1個だけなので、暗記したら良いんじゃないの?ってなるけど…
意味を知ってるのと、知らないでは全然違ってくるので…ココは説明しておきます。
4度ってのは、
ドレミファソラシドを基準に考えた時
ドーファ、レーソ、ミーラ、ファーシ、ソード、ラーレ、シーミ
この7パターンがあります。
ドーファ=ドレミファ
レーソ=レミファソ
って感じで、数えてみてもらえばわかると思いますが上の7パターンは全て4度の関係です。
ここまで大丈夫でしょうか?
(ド♯やミ♭みたいに、♯や♭が付く音は、とりあえず今は省いておきます)
で、上の7パターンの中で、1個だけ仲間外れがいるんです。
それは何でしょうか?
ヒントは、同じ4度でも音程が違うやつが1つ居るんです。
て言うと、
同じ4度でも音程が違うって意味わからない。
となるかもしれませんね。
じゃあ、鍵盤見ながら考えていきましょう。
もし、ここでピンときた方は勘が良いですね〜。
4度の7つのパターンの中に、1つだけ音程が違うものが紛れてると、さっき言いましたが、
違う言い方をすれば、音と音の距離が、7パターンの内1つだけ違うのがあるんです。
では、
例えばドーファの4度を見ていきましょう。
上の鍵盤の図を見ながら
ドの音からファの音まで、白鍵と黒鍵全て入れて何個になるでしょう?
ここで重要なのは黒鍵も入れると言う所です。
では、数えてみると
ド、ド♯、レ、レ♯、ミ、ファと…
鍵盤6個です。
じゃ、レーソの4度でやってみましょう。
レ、レ♯、ミ、ファ、ファ♯、ソ
とコレも鍵盤6個です。
てな感じで、
ほとんどが6個分なのですが、
同じ4度でも、7パターンの内1つだけ、鍵盤7個になるのがあるんです。
コレが仲間外れです。
答えは
ファーシです。
じゃあ、実際にファからシまで、
白鍵と黒鍵、全部数えてみて下さい。
すると
ファ、ファ♯、ソ、ソ♯、ラ、ラ♯、シと
他の4度が鍵盤6個分だったのに、7個になってます。
それは何故か?
理由はコレです。
ミファ、シド、の間には黒鍵が無いですよね?
ドレミファにしても、レミファソにしても
ミファソラにしても、ラシドレにしても
他の6パターンには全て
ミファ、シドのどちらかが連続して入ってます。
で、
仲間外れがわかった、ファソラシは
ファとシは入ってるものの、
ミファ、シドが連続して入ってません。
と言うことは、他の6パターンと比べると黒鍵が1つ多くなるのわかりますかね?
実際、ファからラの上にある黒鍵を見たら、他の6パターンより黒鍵が多くなるのがわかると思います。
黒鍵が1つ増えると言うことはその分、音と音の距離も他の6パターンより長くなるって事です。
で、このように
ミファ、も、シド、も含まないファソラシの時だけは
増4度
と言う呼び方をします。
他の6パターンよりも、音と音の距離が増えてる分
増って言葉が使われてるって事ですね。
で、残りの6パターンみたいに、
ミファ、か、シドのどちらかを含む4度の時は、
完全4度
と呼びます。
この完全4度と、増4度
英語で表す事も多く、
完全4度=パーフェクトフォース(P4th)増4度=オーギュメントフォース(aug4th)
こんな呼び方も覚えておくと良いかもしれません。
ちなみに、オーギュメントってのは、コードネームでaugってのもあったりしますね。
また、その話はコードについて書く時にしようと思ってます。
とりあえず今日は4度のお話、理解して頂けたでしょうか?
今日はいつもの問題は無しです。
次やる予定の5度までやると完全系である1.4.5.8のお話は終わるので、
そこまでお話ししたら改めて問題の方出していきたいと思います。
それでは、今日も見てくださってありがとうございました。
また次回お会いしましょう‼︎
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