想いをカタチにする
3月に入って春らしくお天気が
コロコロと変わるようになってきましたね。
さて、わたしの中では何か変わったことはあったかというと、
ようやく電子書籍で伝えたい事をカタチにできてきました!
本当は、文章を書きながら「ああでもない、こうでもない」と迷走している様子をnoteで綴れたら…とか思ってたんですが、どうも一つの事を始めると他が手につかなくなる性格のようで。
日常の忙しさもあってなかなか進まずにいた電子書籍ですが、2月の後半からばたばたっと心の整理がついて文章に起こすことが出来ました。
あとは修正して、デザインを決めて、作品の作成…と出版まではまだかかりそうですが、昨年よりは割と順調に進んでいます!
前置きはこの辺にしておいて、今日は電子書籍を作りながら感じたこととして『想いをカタチにする』という事について書こうと思います。
・・・
想いとは
電子書籍を作りたいと一念発起してから、
この「想い」という物はかなり様変わりしました。
初めは、単純に本を出したいという想いから始まりました。
もっと言うと、初動は成功したいという欲求だったかもしれません。
それが、
役に立つものにしたい
→自分を知ってほしい
→世界観を知ってほしい
→世界観を通じて、読んだ人の心を明るくしたい
→自分が楽しいと思うことを伝えたい
と、どんどん「想い」は変化していきました。
しばらくの間は自分の事をなんて優柔不断なんだろうと、悩んだりもしましたが、よく考えれば人の考えが変わるのは当たり前の事で。
そう思うと逆に「変わらない想い」も自分の中にあるのではないか?
と考えるようになりました。
変わらない想い
普段、私は「植物」を使ってアクセサリー作りをしています。
『可愛くてメルヘンで普段使いしやすいアクセサリーを作る』というのがGretel's Garden-グレーテルの庭-のコンセプトですが、流行もあったりするのでデザインはその時々で変化します。
ただ、そんな移り変わりやすいアクセサリーを作るときも、必ず自分の中に変わらないあるイメージがありました。
鏡の前に立って自分を見つめるお客様。「植物」で出来たアクセサリーを身に着けた自分を鏡で見、心の中で「よしっ」て自分を肯定し、笑顔になって出かけていく。
改めて考えると、これが私の中にあり続ける変わらない想いでした。
この頭の中にあるイメージを言葉や作品に出来れば、私の伝えたい事が伝わる気がして2月の後半にようやくWordを開くことになります。
10のうち1つを伝える
けど、イメージを言葉にするのは想像していた以上に難しい。
かなり具体的なシーンなんですが、それが「何」なのかと言われると…難しい!
「自己肯定」「安心感」「許し」「承認」「愛情」「傍にいて見守る」「あなたなら大丈夫」「今のままで十分素晴らしい」「植物の愛情」「自信」「背中を押す」「母なる愛」
ていうか多い!
思い浮かんだキーワード全部を1冊の本に詰め込むのは無理だと割り切り、1つに絞って本を作る事にしました。
(さっさと割り切った風ですが、一度全部入れて失敗してます)
最終的に、「植物は素晴らしい、そして貴方も素晴らしい」というテーマに落ち着いて書き始めることにしました。
改めて文字にすると平凡かな。
確かに、こういうテーマって誰もが一度は扱ってるものだとは思うんですが、何故みんなが同じテーマに行きつくかを考えると、「大事なものは変わらない」という真理があるからだと私は思います。
変わらない想いをカタチにしようとすると、こういうテーマに行きつくものなのかな、と思いながら楽しく書いています。
そうそう。ひとつ矛盾する話があるんですが、1つに絞って書き始めた結果ようやく文章を書くことができたわけですが、書きあがった後に読み返してみると、上に書いたキーワードがいくつも入っていたんです(笑)
何かを始めるとき、難しくしすぎているのは自分なのかもしれないですね。
何を伝えたいのかをつきつめる作業
結局、当初に予定していた電子書籍のカタチと少し違ったものが出来上がりそうですが、今回の事では「自分が何を伝えたいのか」「どんな想いを持っているのか」をひたすら考えさせられました。
自分を見つめなおす、人生の棚卸ともいえる作業だ
と、書籍を書かれている大先輩が仰っていましたが、体験してみると本当にそうだなと思える貴重な機会になりました。
今までぼんやりとしていたことが、
はっきりと見えてきたようにも思います。
以前、noteの記事でこんな事を書きました。
この時の自分は、
コンセプト:物語でメッセージを伝える(という本だ)
テーマ :一人の少女が夢を叶える(というテーマで作る)
と書いていましたが、後述でテーマをもう少し考えなおすと付け足してました。すっかり忘れてましたが(笑)今、改めて答えるとすると
コンセプト:植物は素晴らしい、そして貴方も素晴らしい(という本だ)
テーマ :道を見失った一人の人が、植物の生き方を知っていくうちに自分の見失っていた道をまた歩き出せるようになる(というテーマで作る)
と、こんな方向性で今進んでいます!
なんかこうして書いていると、祝!今月末出版!みたいな(笑)
校了した後みたいな雰囲気がありますが、残念まだまだ先です(笑)
ということで、「想いをカタチにする」ことについて
真剣に考えた最近の気づきでした。
・・・
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
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