『宇宙少女漂流記』第20週(第100回)

女子中学生の「30過ぎのおじさんだよ!?」という、ど直球の火の玉ストレートなセリフにハートを打ち砕かれる回。

ラブレターを相手に音読させるという(作戦のためとはいえ)斬新な恋のアプローチが、中学生らしくて微笑ましいような末恐ろしいような。

これまでの気候変動の説明から、大阪でヤシの実ジュースが飲めるのも温暖化の影響という感はあるけれど、そもそも大阪にヤシの木が生える余地はあまり無いような気がするので、もしかすると何かしらの宣伝戦略によって新たな名物に仕立て上げられているのかもしれない。
(某中華街のヤシの実ジュースのように)

女子中学生を連れて行くことについて「犯罪者じゃな」と呟いている菅原さん、前回暴走族をノシたことは彼の中では犯罪行為としてはカウントされていないという可能性は。

宇宙船パイロットの免許が存在するということは、この時代では宇宙船自体がそれなりに一般に普及しているらしいけれど、火星のテラフォーミングは始まろうとしている段階なので、月との往復がせいぜいな、現代のクルージング目的の船舶免許に近い感覚なのかもしれない。

網走に宇宙センターが建造されているのは、久我山先輩の秘密研究室が基となって研究都市化したという可能性も。
(大樹町のロケット施設が移転したという可能性もありうるかも)

「夢を見つけろ」というセリフが、チェルシーさんの過去編と重なって、とても印象的でもあり。

たった2回で、「時をかける少女」に重なるもあちゃんの切ない思い出のエピソードを描き切る構成の巧さも圧巻ではあり。

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