『宇宙少女漂流記』第18週(第89回)

実際に「落ち込む」状態になっているのなら、それは心があると考えて良い気がするけれど、音声コミュニケーション機能の一部として、想定と異なる事態に直面したケースでは低めのテンションでリアクションする、という会話パターンが実装されていた場合、あくまで落ち込んでいるように見えるだけで心はない、と考えられる気もするので、なかなかに悩ましいケースではあり。

電子の妖怪がエレインの子孫について話しているけれど、この時点ではキャロットエンデバー号は出現していないので、あくまで能力が血縁に引き継がれることを述べているだけという気づき。

マーディさんが、来賓に対しては丁寧に接するタイプの人だというのが少し意外な感もありつつ。

エレインの、自分の心だって捨てちゃうというスタンスが、自身の子供に対する接し方にも現れて、後の時代に零さんが母親から心がないと言われる遠因になってしまった可能性があるのかも。

恵さんの「そうですそうです〜」はストーリー序盤のカードゲームのシーンでも言っていたセリフなので、もしかすると口癖なのかもしれない。



【以下ストーリー終盤のネタバレを含む】
9年後のエレインのモノローグで、2021年の邂逅以来、電子の妖怪がどこにも現れていないらしいと語られていることから、本編終盤で久我山先輩たちに電子の妖怪が接触したのはキャロットエンデバー号の出現による世界線の分岐の影響と考えられるので、本編以降の電子の妖怪の活動もいつか見てみたい気持ちもありつつ。
(キャロットエンデバー号出現以前の世界線の自分自身と接触する展開の、ややこしい電脳SFなど)

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