『宇宙少女漂流記』第23週(第112回)

音が聞こえるレベルのガスということは、それなりの密度を保っている(研究室外や施設外に飛び散ってしまっていない)ということなので、アナビスは誕生した段階で何かしら相互に引き合うテレキネシス的な能力を持っていた可能性が。

キャロットエンデバー号から単独でアナビス・ゼロ探索に飛び出す程度には我を忘れているもあちゃんが、無人の施設内なのに音が聞こえるという細かい点に気づくという、狂気のさなかに観察眼の鋭さを発揮する難しい役どころを、少し早口で不安定な感じを醸し出しながら演じているのが見事で。

零さんの、危機的状況ながらパニックにならないよう必死で自分を抑えているのが伝わってくる演技もとても良くて。

アシモエ君の「それそれそれ」という(たぶん)アドリブもとても味わい深い回。

あらゆるタイムリミットがどんどん短くなっていく、スピード感溢れる展開は、改めて聞いてみてもとても心臓によろしくないという説も。

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ぐれすこ
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