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肝心要〜かんじんかなめ〜肝腎K

最近、勝手に思い付いた語呂合わせ。
仕事をする時に気を付けて行きたいと思うポイントだ。

もっと根源的に気を付けたいと思っているのは、プチ・ドクターにならないように、ということなんだけど…。薬剤師あるあるなのが、鼻高々に医師気取りで薬のことをあれこれ偉そうに…。薬剤師は医師ではない。まぁ、自分はそうならないように気を付けているつもりだけど、薬剤師としてもいいアセスメントができているわけでもないし…。

冒頭の肝腎Kについてだけど、この3点については特に気を付けてフォローしておきたいと思っている。薬のことを考える時に、肝臓と腎臓は大変重要な臓器だ。身体の毒(薬剤)を解毒(代謝)して外に出す(排泄)する。高齢で肝臓や腎臓の機能が低下していると、身体の中に長く薬剤が残ることになり、思わぬ副作用の発現やさらなる機能の低下を招きかねない。そうならないために、腎排泄の薬剤であれば、腎機能によって用量調節が必要である。K(カリウム)は、高いと心臓に負担をかける。細胞内と外の電位差がなくなり…と言い出すと長くなるのでこの辺で。Kが高い時に、K保持性利尿剤を服用していないかチェックしたいところ。そう言いながら、なかなか実践し尽くすのは難しい。

こういった、薬剤師ならではの視点で医療に貢献していけたらと思っている。

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