いちばん簡単なpodcast(ポッドキャスト)の始め方
機材も難しい用語も分からない素人大学生でも、podcast(ポッドキャスト)は配信できます。
今回は、自分がpodcastを始めるときに何をしたかを書いていこうと思います。素人が趣味の範囲でやっているものですが、番組を開始するときの参考になれば嬉しいです。
0.必要な機材をそろえる
とりあえずスマホ・イヤホンだけでも大丈夫です。
スマホ本体の音質によっては、マイクが付いていないイヤホンでも聞き苦しくはならないと思います。
(私はマイクも買いましたが、スマホとの接続が上手くできず、未だに使えていない)
一人でマイク持って歌ったりすると楽しいので、後悔はしていません。でもこれから使えるようになりたいです。
1.好きな番組を聞く
元々podcastが好きな方も多いと思いますが、普段聞いている番組に加えて、「こんなテーマのもあるんだ~」「この人たちの雰囲気いいな~」と色んな番組を軽く漁ったりしていました。
配信を聴きながら、思いついたネタをメモしたり。なんとなく番組の雰囲気やトークテーマを固めていきます。
↑草案を考えてた頃のメモ
2.相方に声をかけて構想を練る
色々聞いているうちに、やっぱり2人で番組をやりたいなと思うようになり、相方に相談。一人だとネタが切れたり、そもそも配信を定期的に続けるのが難しそうだな~と思ったためです。
ふたりで話し、「普段考えていることや、いつもの会話をそのまま届ける感じにしよう」と大枠を決めました。タイトルはストレートに、語感が気に入った「大学生ふたりの脳みそ垂れ流しラジオ」に決定。
配信や録音のペースもなんとなくイメージがついてきました。
3.Anchor(アンカー)に登録
どんな方法で配信をするか色々調べ、扱いやすくて機能も充実しているAnchorというサービスに決定。
とりあえずアプリをインストールして、会員登録!
配信方法の種類や詳細の手順については、ググると色んな記事が教えてくれますのでぜひ。
4.録音
いつも、だいたいこんなこと話そうか、というテーマを決めて雑談しています。
音質については、
☆ハ行、パ行の空気音(ボハボハするやつ)
☆笑い声のボリューム
☆2人の音声バランス
だけ気にしてます。今でもほんっとうに最低限しか(それすら怪しいけど)配慮していないので、こっちとしては続けやすいです。リスナーの方にはお聞き苦しくて申し訳ない…!
「始めからうまくはできない」と思って気軽にやるのが継続のコツかも?趣味でやるなら楽しさ・続けやすさを優先するのがいいと思ってます。
脳垂れラジオは配信に慣れてきたので、音質改善を試みています。(できたら記事にします)
5.ちょっと編集
Anchorの機能が神。
好きなBGMを選んで、タイトルや概要欄の作成をするだけで、エピソードが用意できちゃいます!
簡単なトリミングもできるので、最近は冒頭とおしりの本編外トークをカットしています。
※ちなみに一度、不具合でspotifyでのみノーカットが配信されたことがあります。アヤネの超愉快な歌声から始まっていて笑いました。
6.配信用に体裁を整える
➀配信先の決定
配信先と言うのは、Spotify/Apple Podcast/Google Podcast…といったサービスのどれで配信するの~?ということです。
これが自力でやるとなるとかなり大変なのですが、Anchorならほぼ勝手にマルチ配信をやってくれます…。詳細の設定方法などは忘れてしまいましたが、たぶん検索したら出てくると思います(丸投げ)。
※脳垂れラジオはApple PodcastとGoogle Podcastで配信を始めるときにやや手こずりましたが、頑張って検索してこねくり回したら何とかなりました。
➁サムネイル画像の作成
私の場合、サムネはcanvaのフリー素材を借りながら作りました。
https://www.canva.com/
canvaはアプリやソフトのインストールが不要です。ブラウザだけでデザインが作れる神サイト。マジでいつも助かっています。
簡単だけどおしゃれになるし、オリジナリティーも出せるので超おすすめです。
ちょっと手間だけど、番組作ってる感があってかなり楽しかったです。デザイン作成が面倒な方や苦手な方は、ササっとテンプレを使ってもきれいにできると思います。
7.初配信!
Anchorでエピソードを公開し、実際にspotifyなどで表示されるかを確かめます。Anchor上の公開はボタンを押せばそのままですが、他のサービスとはやや時差が発生することもあるかもしれません。特に初回は認証に数日~数週間かかることもあるかも?
普段使っているアプリに自分の声が乗っかるのって、けっこう感動します。
8.継続
とにかくエピソードを溜めて、配信ペースをつかむ。
本当はクオリティに色々こだわりたい気持ちもありましたが、今思うととにかく半年続けて、エピソードを溜めたのは本当に良かったです。(何がよかったかはぜひ冒頭リンクの記事をどうぞ!)
オマケ : 慣れてきたらやったこと
以上で配信は完了です!多少の手間はありますが、これで素人でも問題なく配信スタートできると思います。
数回収録をして配信が安定してきたところで、こんなことにも手を付け始めました。
☆Anchorでエピソードごとの再生回数を確認
→人気エピソードの推測をしてみたり、テーマ選びに反映させてみたり
☆Twitterアカウント開設
☆Anchor上での編集(トリミングだけ)
☆リモート録音(これもAnchorの機能にあります)
この記事では最低限の始め方に絞っているので、このへんの詳細は割愛します!(また別記事にしたらリンクをのっけます)
上記の中でもTwitterを始めたのは大きくて、視聴者が0人のところから安定して誰かが聞いてくれるようになった喜びは本当に毎週のやりがいです…!
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ClubHouseブームの時にもよく言われたことですが、これから音声配信サービスはどんどん熱くなってくると思います。
実際やってみると、文字で記録するのとは違う音声コンテンツの面白さがあります。自分の声がアーカイブになるのって、多くの人にとっては新鮮な感覚ではないでしょうか?
意外と簡単にスタートできるので、少しでも興味がある方は、気軽にpodcastデビューをするのもおすすめです!
そして、少しでもこの記事がお役に立つことを願っています。
byエダサン(えだまめ)
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