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キャンプツーリングと北海道

キャンプツーリング。好きな人多いね。オレは全然アレだけど。
うん。全然っすね。
ふかふかのお布団で寝たいし、お料理は誰かにお任せしたいです!
虫さんも苦手っす!やっぱし起きたらシャワー浴びたいっす!

バイクで荷物背負うの超ヤダ。ならクルマが良い。当時はビートルでした。
チャージとバッテリーにトラブル抱えてて、しばらくすると車内が強烈な異臭に包まれんだ。
最悪。最悪だけどトラよりマシ。
キッキー。当時はまだ社会人。彫り師になる前。まだ人生を踏み外す前と言えなくも無い。トラに乗っている時点でだいぶソンしてるけどね。ARD組んだりハイパイプ作ってリメイク。全然キャンプ向きじゃ無いけどな。格好いいからオールOK。相手は後のタトゥーアーティストになる奴だもん。格好いい事の方が重要だろ。大卒なのに愚かなのである。
分かってるね。実にクールです。
焚き火は良い。良いけど、臭い。煙くさいのヤダ。喉イタイ。ゲホゲホ。
あぁいやだ。ふかふかの上でゴロンてしたいよー。何ニヤけてんだ?あいつ。
ちっ。気に入らねえなあ。むかつくぜ。この後八つ裂きにしておきました。鉄拳制裁。
自分体育会系なんで。
翌朝。あいつあの後ケムリにコテンパンにされたのに。テントでゴソゴソやってから、まさかとは思ったけど、、、仙豆食ったな。超回復してヤンの昨夜より逞しいジャンっ!!
しかし、コーディネイトと言い、上手いコトまとめてくんな。やってる感とこなれ感が秀逸。
上手いっ!まだ20代だったのに実にクール。なんせバイクが格好いい。
手前はベシだ。一泊の荷物をコンパクトにまとめる事を良しとする風潮にドロップキック。
エンジニアブーツで現れ、キャンプ用のワークブーツに履き替えるブーツ職人。もちろん帰りはエンジニアブーツに履き替える。謎のこだわり炸裂。誰も彼を理解することなど出来ない。
足折ったり、筋肉ムキムキだったりフィジカル面も謎多き男。多分宇宙人。そっとしておいてやってくれ。情緒不安定期もあるから。
イケメン横田。通称ヨコP。
この人はね。短所無し。イエスナイスガイ!走りっぷりも良い。
初めてのグリズリー参戦で熱くなり過ぎてヤブにジャンプで突っ込んでました。
バカ確定。バカナイスガイです。何やらせても絵になります。
強いて言うなら短足。短足ナイスガイ馬鹿です。
もうテントすら使わない達人。馬鹿マックス見参。そんな感じ。
ご存知工場長。自称キャンプマスター。キャンパー界隈じゃ知らない奴はモグリだとか。
誰もそんな事言って無いけど、マスターお米炊くの失敗して良いとこ無し。
オレのビートル
ベシのサンダー
ヨコPのOIFボンネ
キュンです。とうるさい工場長。ボヘミアンラプソティを見てフレディみたいなヒゲしたり
耳たぶ切り落としてカイジみたいなコスプレしたり何かが壊れている男。当店界隈きってのインテリ物件だ。インテリジェンスは変態性と紙一重。ご覧の通りの仕上がりだ。
オレの代表作。当店の集大成。工場長。どうだ。バイクが似合うだろ?
オレらからすりゃそれが1番偉いから。1番偉い男。文句はオレが許さん。

多分、バイクツーリングは二度と行かない。
旅に出るなら安ホテルに泊まる派だ。バイクなら尚更な。荷物持って乗りたく無いじゃん。

そもそもがツーリングに向かないじゃんトラって。積載性ないし。割とスポーツマインドじゃん。
ね。高速とか辛いよね。ロングには向かないよね。。
でもさ、北海道は良かったよ?
カクカクシカジカがあってさ、北海道の人が買ってくれたの。バイクを。わざわざ。
だからさ、北海道まで納車行くぅ!ってなるじゃん。納車行きますぅ!とか言って納車前試乗とか言って走れるじゃんか。絶対行くっしょ。シレッと前日、前々日と現地入りしてさ。二日間目一杯走り回ったよ。山こえたり、長い一本道を走ったり。600km位。


なんかグニャグニャになってる廃墟にて。前々オーナー時代から付き合いのある個体。正月三が日にレスキューした事もあったし。トップエンドも組み直した。しばらく会えない。もしかすると最後になるかも知れない。そんな気持ちも少しはある。
もちろんだ。訪れるべき聖地だから。五郎さんの優しさを分からぬ者などトライアンフの奥深さに触れられてたまるか。オレが許さん。常に心の五郎さんを宿せ。強く優しく生きてくれ。
金になんか心を売るな。その金は一旦オレによこさんかい。
知らない。山の名前とかいちいち調べない。
そーゆーの野暮い。分かってない。山を越えた。それ以外に何がいるっていうんだ?
バイカーは多くを語らない。無口にキメろ。
いわゆる十勝平野って奴だな。この風景を見ずに死ぬな。バイクに乗った以上は走っておくべきだ。間違いない。
言葉など不要だ。

北海道最高。皆様ぜひ。オススメっす。

冒頭の写真は、英国でのオートジャンボリーでの一枚だ。
その話もいつか、またな。

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