中2の時に張られた伏線

ここ1ヶ月半、ほとんど家で過ごしている。
1ヶ月半前の朝。お布団から出ようとすると、腰に激痛が走り、起き上がれなかった。どうにか洗面台の前に行くのが精一杯だった。ちょっと前から痛みはあった。けれど、仕事はできていたから大丈夫と思っていたけど、もう大丈夫な痛みじゃなかった。仕事を休んだ。

数日すれば良くなると思いつつ、病院に行った。レントゲンを撮ってもらった。翌日MRIを撮ることになった。仰向けでいるのが辛過ぎたけれど、装置の中は少しSF映画みたいでテンション上がった。でも痛かった。

結果は腰椎椎間板ヘルニアだった。画像を見た先生が少し笑っちゃうほど、ヘルニアが飛び出しているらしい。僕もそれを見て笑っちゃったけど、笑うと痛かった。


ヘルニアだと聞いて、思い出した。初めて腰痛を感じた中学2年生のあの日。
部活の時に、腰を少し打ちつけた。家に帰ったら痛みが強くなった。次の日に整形外科に行くことにした。そこでレントゲンを撮って、先生が言った。
「椎間板ヘルニアの疑いがありますね。もし気になるようなら大きな病院を紹介します」
その時の僕は、「疑い」だし、気にならなかったから、そのまま日常に戻った。

そこから最近まで腰痛と共に過ごした。時間が経てば、痛みがなくなることがほとんどだったため、あまり気にせず生活を送っていた。

ついにヘルニアが発覚した。1ヶ月以上家で安静する生活になった。
今は、少しずつ良くなってきたけど、いまだに寝転がると痛みと痺れがじんわり左足を覆う。寝るのが好きな人間には、なかなか酷だ。

出来ればこの伏線は回収したくなかった。でも、体の不調を感じたらこれからは後回しにしないで、早めに対応した方がいいなと考える機会になった。

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