白湯の謎

 白湯、体に良いというよりもコーヒーばかり飲んでいてはカフェインで神経がやられるし、緑茶も同様なのでそれ飲むくらいならばもう白湯でいいやという半ばやけくそみたいなタイミングで始める人や芸能人も飲んでるからという理由で始めると、意外に美味しかったり作り方が適切だと特有の甘味があってごくごく飲めてしまいお金もかからないのでまた飲むという人がヨガだの関係無しに一定数います、僕も夜はごくごく飲んでいます。

 ただこれ、アーユルヴェーダが元になっているらしくブームの元になったらしき本の作者はアーユルヴェーダの人だし(ブームの経緯を細かく書いてくれる本があるのなら勿論読むんだけど、そんなのは見当たらないので)中身にはヴァータ・ピッタ・カパがどうとかでトリドーシャだしナーディの詰まりを取り除く?みたいな話にまで行くというか、そりゃそういう体系の専門家からすりゃそうなんだろう的な理論とそれに従うならばIHでの加熱ではなくガスコンロの火で、強めの換気扇による送風をしながら作るのが理想的と書いてあるけれどそんなのは沸騰するまで強火で湧いたら弱火で10分という点だけ守って作った白湯とどう違うんだ?という気分しか湧かないんですけどそれはともかく

 んで、なんでそういう胡散臭い背景を持ったこの白湯だけが受け入れられてアーユルヴェーダ自体はほぼ受け入れられていないというか無視されてるという変な状況なんでしょ?そりゃおうちで造るサットヴァレモ(ryとかが流行り出したら気持ち悪い事この上無いですが

もちろんお医者さんとかが雑誌のインタビューに答えて、そういう怪しげな理論は無視していいよと言ってるのもあるようです、それならそれで湯冷ましか何かでも良い気がしますが・・ああ白湯がうめえ

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