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忙しい時の優先順位を間違えると人生の質が下がる件

気がつけば一週間も空いてしまいましたm(_ _)m
失礼いたしましたm(_ _)m

最近、本業のほうで手が一杯で、なかなか記事の投稿ができませんでしたm(_ _)m
このご時世、仕事があるだけありがたいのですが、一人の体で使える時間は24時間しかないので、優先順位を付けてできる範囲でできることを取捨選択しながら取り組んできました。
その中で、人生の質について感じたことがございますので、自省の意味も込めて投稿したいと思いますm(_ _)m

必須でないことほど優先順位は下がりがち

人間が生きていく以上、必須でやらなければならないことと、必須じゃないことがいくつもあります。例えば仕事は必須ですし、食事も必須です。睡眠やトイレも必須です。しかし、社会人ならばシャワーくらいは必須といえますが、湯船に浸かるのは必須とはいえません。食事も、自炊は必須ではありません。睡眠も、不眠不休では生きていけませんが、4〜5時間ほど寝られればまぁ死ぬことはありません。学生にとっては、校則でなければ部活に入る必要もありませんし、授業さえ受けていれば勉強も必ずしも必須ではありません。

さて、こうした必須じゃないこと、「湯船に浸かる」「自炊して食事をとる」「8時間の睡眠時間を確保する」「部活に入る」「予習・復習に励む」などは、基本的に優先順位は下げられがちです。忙しかったり疲れていたりすると、特にそうですよね。誰だって「お風呂入らなきゃ…でも疲れてるしめんどくさいな…シャワーだけにするか…」「もう夜か…でも今からつくると遅くなっちゃうな…コンビニで済ますか…」などといった経験はあると思います。

さらに困ったことに、こうした優先順位の低下は、一度慣れてしまうとなかなか戻りにくいものです。すこし勘がいい方でしたら、「むしろこの方が効率よくね?」くらいに考え、さらに能動的に優先順位を低下させ、必須なことのみに全力を注げる環境を構築しようとするものです。

必須でないことほど人生の質を高める

ただ、必須なことだけをこなしていても、人生の質は高まりません。必要最低限の生活の質をキープし、0がマイナスにならないようにすることはできても、プラスには傾きません。

では何が人生の質をプラスにするかといえば、必須じゃないことなんですよね。シャワーだけで事足りる「作業」を、湯船に浸かり心身をリラックスされる「時間」にすることで、大きく変わります。予習復習なんてめんどうなだけだと思ってしまえばそれまでですが、知的好奇心を満たす手段にできればこれ以上の有意義な時間もありません(学生は一日中勉強していても怒られない、素晴らしい職業です)。

私も、このnoteの投稿は、必須かどうか微妙なポジションで取り組んでいます。しかし、いざ多忙を理由に投稿が滞ると、頭の中があっという間に一杯になりました(T_T)
アウトプットで脳汁が出ていく快感を再び得られているのは嬉しいのですが、そもそも溜め込んだために苦しい思いをすることになりました(T_T)

必須でないものを必須とする勇気

大半の方は、必須ではないことを喜んで省略しているわけではないと思います。つい、めんどくさいが勝ってしまい、優先順位を下げているだけのはずなんです。多忙な現代人、テレビを観ないのではなく観れない現代人、車を欲しがらないのではなく買えない現代人、必須でないものの優先順位を下げる要因は、往々としてお金と時間の不足によります。

そんな状況で、必須でないものに取り組むのは、むしろ勇気が要ることです。私も月々のガス代、水道代の明細をみるたびに、湯船にお湯を張るのが恐ろしくなるのは否定できません。

しかしそんな中でも、いや、そんな中だからこそ、必須でないことに取り組んで人生の質を高めることは非常に重要です。それが、長期的には必須なことに取り組むパフォーマンスを高め、仕事であればお金に繋がり、さらに人生の質を高めることが可能になります。

むしろ、本来人生の効率を高めるのは人生の質を高めるためのはずですのに、人生の効率を上げてさらに必須なことに多めに取り組むのであれば、本末転倒です。それならむしろ、必須でないことを必須なことと思って取り組むほうが、はるかに人生の質を高められると思います。

必須でないことを必須にする勇気、私も大切にしたいと思います。

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