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ほのぼのするってなんだろう

突然ですが、私は「牧場物語」というゲームがとても好きです。
このゲーム、シリーズの歴史としては今年で25周年になる、所謂「ほのぼのゲーム」の原点といっても過言ではありません。ゲーム内で主人公は、ほとんどなにもない場所から牧場を開拓し、作物を育て、家畜からミルクや卵を得て、町の住民たちと交流を深めることになります。だいたいの作品においては、結婚のタイミングでスタッフロールが流れるのでそこで一区切りとなりますが、基本的に終わりのないゲームで、無限に楽しむことができます。

結婚で一区切りが付く仕様上、どうしても恋愛ゲームとしての側面が注目されがちです。しかし、すこしコアなファンであれば、鉱山の開拓や作物レベルの向上、家畜のレベルアップや特定のタスク達成など、やりこみ要素を極めるようになっていきます。そのため、にわかファンにとっては「恋愛ゲー」、ガチ勢にとっては「やりこみゲー」という、ほのぼのゲームとはかけ離れたゲーム性を発揮するのが、牧場物語シリーズの奇妙な魅力といえます。

そんな牧場物語シリーズですが、私はある程度のところまでゲームを進めた後は、ほのぼのゲームとして楽しむようにしています。これはシリーズのファンにとっては稀有な存在かもしれませんが、例えば「牧場物語 ワンダフルライフ」という作品では、放牧地に移動してカメラワークを整えていい感じの景色を画面に写し、そのままコントローラーを床に置いてボーッとすることをよくしていました。牧場物語シリーズはBGMも秀逸なものが多く、また基本的にほのぼのゲームですので風景も風情がある場所が多いため、ほのぼのするには最適だと思うんです。

この記事を書く前は「最近ほのぼのしてないなぁ。ってかそもそもほのぼのするってなんだろう?」と思って書き出したのですが、気がついたら私のマニアックな趣味が露呈してしまいました(笑)

そう、最近ほのぼのしてないなぁ、と思ったんですよ。以前も違う話題の中で書きましたが、最近の私は、自分の中で流れる時間が大学時代よりも速くなってしまっています。記事内ではカフェや自宅で読書に耽っていないからと書きましたが、それと同時にほのぼのしてないからだとも思うんです。

「ほのぼの」とは、「ほんのりと温かみが感じられる様子」だそうです。あー、感じていないですね。妻と過ごして幸せを感じるのは「ほんのり」ではないですし。幸せ不足というよりはほのぼの不足…複雑な悩みです(笑)

牧場物語といえば、今月最新作が発売されますね。シリーズファンとしては欲しい反面、いつやるねんとセルフツッコミをしたい状況でもあるため、どうやってほのぼの不足を解消するかを検討中です。大学時代であれば植物園行く気分ですが、今は閉園シーズンですし…読書に耽っても時間の流れは変えられますがほのぼのできない…うーん…うーん…うーん…

というわけで、ほのぼの不足解消案、募集中です(笑)
とりあえずは家にある牧場物語を数十分でもいいからやるかな…

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