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買った後でものすごく後悔したけれど

家庭菜園について書くために始めたnote ですが、 #買ってよかったもの というお題を見て、園芸ネタとは関係ないことを書いてみたくなりました。

美術館や博物館の展覧会を見に行くのが好きです。
ただ、今年になるまで、図録はほとんど買うことがありませんでした。
理由は、展覧会に自分の意志でいくようになった大学生の時、初めて買った図録を家に帰って見て、「色が全然違う」とショックを受けたからです。
大学生の身には図録の値段は結構大きくて、でもすごく展覧会が良かったから買ったのに...と、ものすごく後悔しました。
その図録は、買ったときの紙袋に入れたまま、その後は二度と開くことはありませんでした。

今年、新型コロナの発生により、緊急事態宣言が出て、美術館・博物館も休館となりました。
外出できないなら本でも読もう、と思ったけれど、頭に入ってこない、集中できない状態で本を読むことができませんでした。
そんな状態で、ふと大学生の時に買った図録を取り出し、眺めてみました。
全然色が違ってショック受けたんだよな、青とかが違ったんだっけ、と昔を思い出しながら眺める時間が、とても癒しの時間になっていました。
美術館や博物館が再開館し、展覧会を見に行けるようになるまで、何回も図録を開きました。

この図録を買ってよかった、と今は心から思っています。
そして、展覧会に行くと図録を買うようになりました。

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