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なんと、note勉強会の内容が素晴らしい事が 平安時代の名ライター空海の文章で証明された模様です✨

 昨日はnote勉強会 実践編に参加させていただき有難うございました。

丁度勉強会に参加する直前に読んでいた本が素晴らしくて感動していたら、

文章構成が
勉強会でのこの内容に
当てはまっていたのに感心してしまいました。

↓この部分です
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「伝えたい事を導入にするのもお勧め」
①テーマ:○○について書こうと思います
②理由:○○を伝えたい理由は●●だからです
③本文:こんな事がありました
④まとめ:という訳で、○○について書きました
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その、感動した本というのは

空海の『三教指帰』です。
(角川ソフィア文庫 ビギナーズ日本の思想 加藤純隆・精一訳)

日本最古の戯曲とも称され広い方面から高い評価を受けている名著ですが

まさに、上で挙げた①~④のに沿って構成されていると思われます。

 個人的に               冒頭の部分が
現代の私たちも強く共感出来るのでは   ないかと思い、

ここに、現代語訳から
引用させていただきます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※『序章 この書物を書いた理由』  

文章を書く理由

およそ文章を作るには、
必ずその理由があります。

空が晴れ渡っている時には        必ず太陽がそのおおもとに        現れているように       

人が心に何かを感じた時にこそ、
人は筆をとって、
その想う所を文章であらわすのです。

~ (省略要約します)
各種古典も  ~

先ず作者の心に感動するものが有って、  それを紙の上に書きしるしたものなのです。

これらのすぐれた作者と私たちとは人柄も別ですし、
時代も違っていますが
文章を作るという点では同じです。                   
文章とは人間が心の内に動く思いを    外に写すのです。

私はどうしても
いまここで
私の志を文章にして述べたいのです。

~(省略、この後著作の二つの動機が   述べられ、こういう内容を書きますと説明しています)~

文を綴って三巻とし、『三教指帰』と名づけました。ただひとえに私のやみがたい気持ちを表したかっただけであります。

決して他の人々に覧(み)てもらおうなどと思っているわけではありません。

時に延暦十六年十二月の一日です。             

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他の部分の構成に関しては、

興味の有る方は是非本文をご覧いただけだらと思います。

内容も面白いと思います✨

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