本日読ませていただいた本の紹介⑥『チベット』多田等観 著○

著者が実際に体験して得た

チベットの民俗学の集大成である。

秋田出身の著者はお寺の修行に入ったばかりの時にチベットからの留学僧の面倒をみる役割を与えられ、チベット僧に日本語を教え自らもチベットの言葉を学び、チベット僧の帰国時見送り役を任されたことからダライ・ラマ十三世に謁見することになる。一介の小坊主だった異国の若者にダライ・ラマは自国で学ぶ機会を与える。

10年間必死に学びながら観察した当時のチベットの様子はとても興味深いものがある

健康法についてであるが、

ちょっとした病ならば平らな屋根の上で日光浴すれば治ると書いてあり

本来人間はそうあるべきだな、と強く感じた。

是非皆さまもチベットという異国の文明に触れていただきたいと思います♪

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