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人工股関節と椅子問題

病院の便座が座面が高いのは?


手術する病院へ初めて行った際、尿検査でトイレへ行った時、
「あれ?随分座面が高いな」と感じました。
トイレに深く座ることが出来なかったり、股関節に可動制限のある、人工関節置換手術を受けている人は、座面が高いほうが立ち座りが楽に出来ると教えてもらいました。
そう言えば、人工股関節を入れる前、低い椅子に長く座っていたり、沈み込むソファに座った後は、直ぐに立てずに股関節に痛みが出ていた気がします。実は、これらは「人工股関節の脱臼の禁姿勢」なんですね。

家の椅子が合わない、股関節とお尻が痛くなる


いつも座っているイスは、脚の高さが40センチと適正サイズなのですが、
背もたれ部分が湾曲しているので、背中が真っ直ぐになりません。
そして、座っていると、手術した側ではない方のお尻が痛く、固くなります。
リハビリPTさんに「椅子の悩み」を相談したところ、
「うまく、お尻が椅子に乗れていないから、背もたれに何か置いたらどうかな?」とのアドバイス。
そこで背中の部分に、クッションやブランケットを置いたり、色々試してみましたが、一番良かったのがコレです。

家にあった子羊のぬいぐるみを括り付けたところ、とても座りやすくなりました。


丁度肩甲骨に当たる部分にフィットしてとても楽でした。


あと、このぬいぐるみ、実はポーチなので、
普段は布のエコバッグを入れて、持ち歩いています。
映画館のシートに座る際に使ったり、背もたれではなく座面の奥に置き、骨盤が傾かないようにしたり、子羊が守ってくれます(笑)。