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yokoito_illust
人工股関節とヘルプマーク
結局、ヘルプマークはつけませんでした
心配性なので、人工股関節の手術をし退院した後のシュミレーションを行い入院したつもりでしたが、ヘルプマークの存在をすっかり忘れていました。
退院した後、直ぐ杖を使いながら、近くにある役所の出張所へ向かいましたが、けんもほろろな対応をされ、この日は断念。
再度行こうと毎日思っていましたが、しばらくすると忘れてしまい、結果的にもらいませんでしきた。
「杖」を使っていた時は、電車に乗った際、直ぐに席を譲ってもらうことが出来ましたし、チェーン店のカフェでは、トレーを持つことが無理でしたが、肢体不自由の方への接客が徹底していたので安心でした。
「邪魔」と怒鳴られた
一回だけ驚いた出来事があります。
杖をつきながら買い物をしている時、どうしても動作が遅く、たまたま、私が邪魔な位置に立っていたようで、
「どけよ!どけって言ってるだろう」と店内に響く大声で怒鳴られたことがありました。世知が無い世の中だと悲しくなった記憶があります。
この人は私に対して声に出して怒りましたが、声には出さないけれど
「邪魔だな。もっと早くしてくれないかな」
と無言の圧力を背中で感じたこと、多々ありました。
狸寝入りされ、心の中で爆笑した
杖を使っている時、困ったけれど、笑ってしまう出来事がありました。
電車に乗って、優先席の前に立ったら、座っている人全員が、スマホを置き一瞬で寝てしまいました(寝たふりですね)
高齢者の方や、ヘルプマークを付けている人ではなく、学生さんを含めた皆さん。お疲れモードだったようですが、寝落ちっぷりが、あまりに見事だったので、笑いを堪えるのに必死でした。(寝ているから見えないか)
(その後、普通席に座っている方が、席を譲ってくれました)
発想の転換で「笑えるってことは、体が回復しているんだな!」と思った一日でした。