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11 大好きな人との約束

二人で飲みませんか?

もうこんなの、私はあなたを好きです。

いや、あなたを気になっています。と言ってしまった様なもの。


何度も文章を作り直して、

送信ボタンだけが押せなくて、

友達にどうしようと連絡したりした。


最終的にいくじなしの私は、友達に会って、

友達の励ましと後押しを受けながら、やっとやっと送信ボタンを押せた。



しばらくして既読になった。

ドキドキドキドキ……

急いで画面を閉じる。



数分後、

彼から返事が届いた。


いいですね。飲みましょう。仕事帰りならいつでもOKです。


!!!!

二人で会ってくれる…

普通の返事だけど涙が出る位嬉しかった!


彼と二人で時間を過ごせる。

みんなで会うと、二人ではなかなか話せない。


心の中で花火がバンッ!!!!と上がって、

苦手だったミュージカル映画の様に

その花火を背景に、今目の前にいる友達と、手をとって踊り出して歌いたい気持ちに駆られた。

ありがとう!!

私と会うって言ってくれてありがとう!!


これはチャンス。

この二人で会ってからが、本当のスタート。

頑張る。

楽しい時間にする。


会う日や場所、時間、

彼はどこでも良いって感じだったので、私が決めた。

店の予約…

今までだったら、会う事になったら相手が店を探して予約してくれたのにな…

そこでも少し落ち込む。

やっぱり気が無い…

こんな感じで、この先、どうやって進めて行けばいいんだろう…

不安な気持ちが出てくる。


いやいや!!


二人で会ったら、その時からでもいい!!

今から作るんだ!!

私の事好きになってもらえる様に頑張る。


その日から今まで以上に、きれいになる努力を重ねた。

彼を想うと、

本当にどんな事も頑張れた。

こんなポジティブな気持ちが一生続けばいいのにな。











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