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地域取材を初めてする方へ
私は現在、旅を仕事のひとつにする力を養うためのPOOLO JOBに参加しています。
そこではライティング・写真撮影・取材・SNSブランディングの方法について学ぶことができます。
POOLO JOB中はスキルを身につけるためにたくさんの課題が出ます。
課題の中には4回のインタビューも含まれ、その1つに地域取材があり、今回地域×人への取材を初めて取り組みました。
取材の講義をしてくださった先生方も準備が取材の8割を決めるとおっしゃるくらい、準備が大切です。
そのため今回は、私が迷いながらも行った取材前の準備に焦点を当てて、ご紹介します。
取材対象者を選定する
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自主企画の場合、取材対象を自分で決める必要があります。
普段生活をしていて、なぜこんなに素敵な場作りをされているのか、なぜこんなに素晴らしい取り組みをされているのか、など疑問に思うことはありませんか。
その疑問が対象者の選定の鍵になるはずです。
世の中に価値あるものを提供している方や自分が関心を寄せられる人、地域ほど記事をまとめやすくなると思います。
取材対象者に依頼する
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取材対象者が決まれば、早めに依頼します。対象者も忙しく、仕事や予定が埋まっていてスケジュールが調整しずらいこともあります。
そのため、早い段階で対象者に取材をお願いできると、対象者も自分もスケジュールがたてやすいです。
インタビューの目的やどういったメディアに掲載されるのか、おおよそのインタビュー時間をお伝えしながら、インタビューを通して対象者の素晴らしさを世に伝えたいという、こちらの熱意をもって依頼できると、より承諾していただける確率が上がるかもしれません。
取材前の下調べ
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地域取材は対象者だけでなく、地域についても事前に情報を得ておく必要があります。
特にSNSやYoutube、書籍などを媒体として発信されている場合は、本人の言葉で表現されているものから、その方の人柄や価値観、地域への想いをうかがい知ることができます。
下調べをするほど対象者をより理解し、インタビュー時の質問内容の精度も上がっていきます。そして何より、相手を知ろうという姿勢は、相手への誠意を表すことにもつながり、信頼関係を築きやすくなります。
構成の大枠を決める
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インタビュー前に構成の大枠を決めるのに、私は毎回難しさを感じます。対象者とメディアと筆者である私の3つの視点から、世の中に何を伝えたいのかという構成の大枠を作れると良いと思います。
構成の大枠ができれば質問内容が定まりやすくなります。質問内容と回答によって、記事の方向性が変わってきます。質問が記事の趣旨から逸脱していないか、対象者が答えやすい質問になっているかを確認しながら質問案を作っていきます。
さらに回答も想定して、その回答に対する質問も予め作っておくと、実際のインタビュー時に慌てることは少なくなります。
もし、想定を超えた回答が引き出せれば、大きなキーワードとなるため、記事の面白さにつながる可能性もあります。
さらに記事に差し込む写真の構図を考えておくと、撮り忘れを防げるでしょう。
取材スケジュールや質問内容を対象者に共有する
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対象者には前もって、インタビュー日だけでなく作成した記事を確認いただく日、入稿日をお伝えしました。
質問案も共有することで、インタビューに慣れていない対象者から「回答を考える時間ができて良かった。」というお言葉をいただきました。
また対象者が連絡を取りやすい時間帯や連絡ツールも合わせて確認しておくと、お互いスムーズに連絡が取りやすくなるのでおすすめです。
機材の準備
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当日使うカメラ(スマホカメラ)やレコーダーは2つ用意しました。充電が切れたり、万が一壊れてしまっても予備があれば対応しやすいからです。
取材前日はよく休む
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インタビューは対象者の言いたいことを汲み取って発言したり、意図した質問をする必要があり、常に頭をフル回転させます。
そのため当日は頭をスッキリさせて臨む必要があります。
前日の夜は早めに寝て、しっかり休みました。
最後に
私は今、失敗と反省を繰り返して、インタビュー経験を積んでいるところです。
インタビュー時、毎回私は緊張しますし、もっと深掘りして聞ければ良かった、対象者の考える間をうまく待てなかった、など反省点も多いです。
しかしインタビューだからこそ聞けることも多くあり、対象者や地域の素晴らしさをより深く知れる楽しさも感じています。
書けるライターになるには日頃から記事を読み、書き手目線でどのような構成や言い回しをしているのかなど分析する必要もあるでしょう。
もしこの記事を読んでくださった方で、これから地域取材をしてみようと思っていらっしゃるのであれば、ぜひ一緒に頑張っていけたら嬉しいです。
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