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SORACOM Arcで、自宅MacにSORACOM Napterでリモートアクセスしてみる

SORACOMプラットフォームの中でも、オンデマンドリモートアクセスのSORACOM Napterは、リモートにあるデバイスにSSHやリモートデスクトップできる便利サービスです。これまではSORACOMのSIMを挿しておかないと使えなかった(つまりセルラーの通信モジュールも必要)のですが、SORACOM ArcでバーチャルSIMでできちゃうと凄いですよね。

この記事は、前回ワクワクしたところの続きで、Napterまでやってみたいと思います。まずは、MacにバーチャルSIMを割り当てるところまではやってしまいましょう。そして、wireguardのサーバーにpingして疎通しているか確認するところまでやりましょう。

Macの準備

システム環境設定→共有から、このmacに対して外からSSHが使えるようにしておきます。

共有

SORACOM Napterのセットアップ

はい、では、Napterを使っていきます。バーチャルSIMを選択しながら、オンデマンドリモートアクセス。

SORACOM_ユーザーコンソール

Macのsshのデフォルトは22なのでそのまま。

SORACOM_ユーザーコンソール

そうすると、SSHのコマンドでてきます。

SORACOM_ユーザーコンソール

もう1台のMacからアクセスしてみる

では、そこに対して、もう一台のmacから外のネットワークからアクセスしてみましょう(今回はスマホでテザリングしてみました)。

ssh -p 178XX user@XX-XXX-XX-XXX.napter.soracom.io

無事にログインできました!

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Napterの監査ログで確認することもできます。


SORACOM_ユーザーコンソール

しっかりconnectedしていますね。これはデバッグに大変便利です。

SORACOM_ユーザーコンソール

ついでに、iPhoneからもアクセスしてみる

ついでに、iphoneからもアクセスしてみましょう。
Terminusというアプリがあります。

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iphoneからもSSHできる!

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まとめ

SORACOM ArcのバーチャルSIM使うと、これまでになく簡単に自宅Macに外からアクセスできてしまいますね!これは凄い!


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