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ノリ打ちから考察する集団行動の難しさ

 今回は久しぶりに私が退職してから最も時間を割いているパチンコについて書いていきたいと思う。

 パチンコに全く興味がない方には、
「え?、ああ、まあ、いる?、それ?、いらん」
的なリアクションの記事になってしまうかもしれない。※カ行変格活用みたいになってますやん
 しかしパチンコという枠を超えて、これからの時代の生き方の参考にもなる筈なので、お付き合い頂ければ有り難い。


ノリ打ち・・・とは?

 そもそもこのnoteも方向性が定まっていないので(笑)、「パチンコなんて全然やらないよ」って方からしたら、タイトルの「ノリ打ち」って言葉自体???だと思う。簡単に説明すると複数人でパチンコ・パチスロを打って最終的な収支を共有(山分け)するパチプロ軍団の事である。

例えば
A男・・・マイナス8000円
B夫・・・プラス23000円
という結果が出たとしたら、完全平等型のルールを用いるなら二人の収支を合算して山分けなので、
A男・・・プラス7500円
B夫・・・プラス7500円
という収支になる訳だ。まあ完全平等型を使うグループは少ないので、勝ち分が多かった人が、何らかのインセンティブを得られるようにはなっている。
 そしてフリーランスになって1ヶ月半、つくづく痛感した事がある。それは・・・

マジでパチンコで勝ちに行くならノリ打ちが最強!ソロ打ちはかなり不利な戦略

という事が分かった。完全抽選型のゲームは大数の法則が働くので、沢山の人数で沢山のゲーム数を消化する程、抽選機本来の確率に近づくのだ。

・・・なんか小難しいな(汗)。要は一人で打っていると確率のブレが激しすぎて、負けるときはとことん負けてしまうのだ(勿論その逆も然りだが)。安定性を求めるなら、ノリ打ちの方がダントツにいいに決まっている。

 そしてそんな状況下で実は私ぐりは、1月末にノリ打ち軍団に誘われたのだ。結構熱烈に(笑)。

 まあ上述の通り、ノリ打ちの強力さを思い知らされていた時期でもあったので、即答してやりましたよ


だが断る!!


・・・・と(笑)。

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私がノリ打ち(集団で利益を分配する)を断った理由

 まあ上述した通り、安定して稼ぐなら絶対どこかのチームに入った方が良いに決まっている。

 では何故断ったのか?理由は3つ程ある。

1.チームに所属する場合時給制が殆どだから

 1つ目の理由はこれだ。先程「ノリ打ちは山分け」と書いたが、これは本当に2~3人の親しい交友関係の人達とノリ打ちをやる場合であり、10名以上の規模になると「親」と「打ち子」がいて、親が打ち子にパチンコの軍資金を渡す代わりに、打ち子は自分の打った収支は関係なく時給で親から金をもらうのだ。(もう少し細かいルールはあるが)

 だからもう打ち子のモチベーションの低さたるや・・・。ほぼ一日中スマホをいじっている。千円で何回転回ったとかの報告もあるのだが、それ以外の時間もずっとスマホゲームかYou Tubeみてて、盤面なんて見ちゃいない。勝ち負けが関係ないから完全な消化試合なのだ

 こちとら人生かけて、それなりの収入があったサラリーマン辞めたんだから、時間を金に換えているだけの流れ作業やってる暇などないのである。

2.大体内部崩壊する(内輪の金銭トラブルで)

 続いて2つ目の理由がこれである。考えても見てほしい。友達でも何でもないアカの他人が10名くらい集まって、日当1万円数千円程度で延々14時間打ち続けなければならないのだ。どんなルールを作ったところで、打ち子も何らかのズルをしたり、真面目に打たずに負けがこんだりもするのは当然の事だ。


 一番多いのは、打ち子がいくら投資して初当たりを引いたかを嘘をついて親に報告する事。

 例えば5千円で大当たりを引いたのに、「7千円使いました」って言って2千円ふところに入れても、親はほぼ気づく事はできない。

 そうやって親は収益を少しずつ、でも着実に削り取られて内部崩壊していく…ってパターンが一番多いらしい。


 そんなしょうもない泥沼環境を見せつけられるのも嫌だし、マジで最悪自分も虚偽の報告して、小銭を稼いでしまうかもしれない。人間の善悪の判断は生来の性格とか人徳とかもあるのだが、一番大きいのは周囲の環境なのだ。泥棒一家の家で育てばマザーテレサの息子だって泥棒をするってものだ。※彼女は生涯独身です


3.ほぼ確実に出入禁止にされる

 そして3つ目。ノリ打ち軍団に入るのが一番イヤな理由は、はっきり言ってこれにつきる。ほぼ間違いなくその店を出禁処分されるのだ。エビデンスは何かと言うと、他ならぬ私自身が店長・エリア長時代に数多くのノリ打ち軍団を出禁にしてきたのである(笑)。


 彼らは本当の意味で「稼ぐ」という事を分かっていない。もし我々が狩猟採集民だとして、目の前にマンモス一頭分の肉があったら、彼らはお腹いっぱいになるまで食べないと我慢できないのだ。だから仲間から爪弾きにされて、翌日以降マンモスの肉にありつけないのだ。


 …以上3つの理由で軍団入りを断ったわけだが、2月現在そのリーダー格の姿を全く見ない。まさかもう出禁か内部崩壊して軍資金がパンクしたのか!?



これからの時代に末永く稼ぐには?

 私は会社員の頃から、ずっと副業がてらパチンコで年間2~30万程度ほ細々と稼いできたが、出禁どころかその店の店員といつでも仲良く話せる関係を築けている。そりゃそうだよね。月の稼ぎにしたら2万円少々だもん。勝ってるか負けてるかすら、店側からしたらわからない。

 でも奴らは6~7人で乗り込んで、毎日50万くらい持っていこうとする。店側からしたら、店の経営が傾くレベルで稼ごうとするのだ。だったら追い出すしかないよね。


 これからの時代の鉄則になると思うのだが、必要以上に我田引水していく人間は確実に淘汰されていく。

全てにおいて循環させていく

という意識がないと、今の世の中逆に生きづらくなるだけだと思うのだ。自分の得たスキルを人に提供して、そこからいくらかの費用を頂いて、その費用で新しいスキルを得るために、学習費用を投資していく…

 目の前にマンモスの餌があるからって、お腹いっぱい食べてたら生きていけないのだ。

 目下の私のフリーランス活動予定をお伝えすると以下の通りだ

・まず自分自身がパチンコで稼げるノウハウや収支データを、体を張って会得する
     ↓
・本気で夢を叶えたい人の為の副業手段として、noteのマガジンやココナラを活用してその技術を売る
     ↓
・「パチンコで稼ぐWEBデザイナー兼ブロガー」としてとりあえずインパクトのある肩書を持って(笑)、WEBデザインの仕事も取りやすくする
     ↓
・パチンコ以外の副業でも稼げるようになったら、お世話になった店には超優良店のとして、自身のブログやnoteでゴリ押しして恩返し

 とまあ全てが予定通りに行くとは全く思ってないが、「何かを得たらそれに協力してくれた人や施設や設備に必ず恩返しする」って気持ちだけは忘れずに持っていたい。

 ちょっとだけもらって、ちょっとだけ恩返し。この肩の力を抜いて生きていける上にちょっとだけ社会貢献できたという感覚が得られる立ち回りこそが、私の生涯の目標なのかもしれない。

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最後に


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