永遠のあさがお
40年前、私が1年生の時も
アサガオを育てた記憶がある。
今年1年生の息子も、やっぱり1学期の終わり
アサガオの鉢を持って帰ってきた。
鹿児島に帰省したら、やっぱり近所の庭先に
全く同じ青の鉢に同じ水色の支柱のアサガオが
置かれてた。日本全国の1年生のいる家庭は
庭先を見れば分かる。
そして、我が家のアサガオはというと
息も絶え絶え(笑)鉢を突き抜ける程に伸びた
根をじいちゃんがご丁寧にちょん切ったせいで
アサガオは瀕死の重傷を負った。
私は絶望を感じたが、観察カードの宿題も終えた
息子は全く気にしてない。全国のお母さんも共感
してくれると思う。あんなに毎日水やりした愛情
どこへ行ったのか、、。
でも、種が必要よ!
後日種を持っていかないと!!
私は諦めずに世話し続けた。
種を1粒でも多く!!
アサガオは完全復活とはいかないものの
奇跡の生還を果たし、未だ花を咲かせ種をつけて
くれてる。
アサガオって丈夫!
アサガオって健気!
だからきっと
10年後も20年後も1年生はアサガオだ。
温暖化もへっちゃらでしょ。
ちなみにだけど、アサガオのツルは左巻き。
でも全てのツルを巻く植物が左巻きな訳ではなく
藤は右巻き、ヘチマとかのウリ科はどっち巻き
とかじゃなくて、何かに掴まってかじり上って
いくのだとか。遺伝子レベルで決まってるらしい。
植物見ても生き物見ても思う。
生き延びる戦略が遺伝子に刻み込まれてる。
遺伝子ってほんと不思議。
なのになんで?
人間の遺伝子は白紙なのかい?
人間の子供を一人前に育て上げるのに
なんでこんなに手がかる??
今宵も風呂上がりの息子のプリケツを
パンツを持って追いかけ回す1年生男児の母
が抱える最大の謎です。
人間の遺伝子にはデフォルトで
「風呂上がったらすぐパンツ履け!」
と書き込んでほしい。