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人里の巨木・古舘の大ケヤキを未来へつなぐ 番外1 杉沢の大杉

福島市平野の古舘の大ケヤキに係わって2年。県内はもとより全国の巨木を見る機会が増えました。皆様にご紹介したいと思います。
 まずは福島県二本松市(旧岩代町)杉沢にある「杉沢の大杉」です。同市のホームページによると高さは約50㍍、幹周りは約13mあり、推定樹齢は約1000年とされています。もちろん福島県内一の巨木です。周辺は耕作地で見通しが良く、大杉がドンと構える立派な姿を際立たせています。出会った瞬間、電気が流れるような衝撃を受けました。
 1643年二本松藩主の丹羽光重が、この地を訪れた際にこの杉の見事さに感じ入り、「杉沢の大杉」と名付けたと伝えられています。
1943年に国指定天然記念物、1983年福島県緑の文化財に指定されています。

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