小22学期怒りの連絡帳

小2 2学期 怒りの連絡帳

「私、字が下手やから習いに行かなあかんねん」

これは、ある日学校から帰った娘が習字に行くときに友達にいった言葉です。その子のお母さんが心配して私に知らせてくれました。
この日、娘は学校で「先生にクラスで一番字が汚い」とみんなの前でいわれたんですって。私はびっくりして先生に連絡帳で確かめました。

そのとき、「心身症」と診断されたこともすでに説明済みだったので、「それを知ったうえでそんなことをするのか」と炎のように怒った私はこんな連絡帳を書きました。

怒りの連絡帳(原文まま)

『心身症とは精神的な問題やストレスが体に影響をおよぼした状態の総称です。本人は「つらい」とは思わずに、そのつらさが例えば頭痛、胃炎などの病気で表現してしまうのです。本人はつらいのに自分の心が自覚できていないで、「もっと頑張りたい」と思っています。ところが、実際には気持ちが悪くなって嘔吐したりする。そのような心と身体の相関があります。

 なぜそんなに頑張ろうと思うのか?というと、周囲の人から「こうするべきだ」、「頑張るんだ」などと刷り込まれていたり、自分自身でそうするべきだとプレッシャーをかけていたりするからです。そのような状態だと、本人が「本当はやりたくない自分」または「無理をしている自分」に気がつきません
心身症の基礎知識です。ご存知頂いてるでしょうか?特別視、扱いをして欲しいのではありません。

しかし、クラスのみんなの前で「○○さんは一番字が汚い」と名指しでいうのはどうでしょうか?大変ショックを受けており、他のお母さんから聞いた話でも、友達に「りさ、字ヘタやから字習いに行くねん」と言って習字に行ったそうです。

宿題をする時間も試行錯誤しながらやっております。寝る前にさせることはありません。(注:以前に眠いから字が粗くなるお子さんが言っていたと先生に言われたので)学校で配慮するといったら、他の子と同様、心の動き、子どもの人権に気を配った指導をお願いします。

そして自尊心はボロボロになっていく

先生と話をした結果、「クラスの数名を指して、時の書き方が荒いと注意しただけです」と説明されましたが、りさが違う受け止め方をしてしまったのは事実なわけで、そのことは伝えておきました。

「しんどい」と言いながらなんとか登校しては次の日休むということが増えてきました。

「りさはバカだから、指を使わないと計算できない」といって、計算しようとして指が出そうになると、苦しそうな顔で「あかんねん」と手をつかむといった行動がみられるようになってきたのです。

運動会には元気に参加しましたが(これが最後の運動会になったけど)、どんどん登校できない日が増えてきました。
学校が面白くないという気持ちを「死にたい」と訴える娘。
班の子に手で計算することを怒られて、「自分は班の迷惑ものだ」と思っている。

「宿題すると、嫌なことをワーッと思い出して、頭がガンガンになってしんどい」そういったとき、宿題をさせるのをやめました。

<つづく>
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