56. [2023振り返り⑥]10年ぶりにひとり旅に行った件
2023年、note投稿がたった6本しかなかったわたしが、突如スイッチが入って、今回まとめて7本書こうとしております。今年の振り返り記事です。振り返ると、以下のようなできごとが今年のわたし的トピックでした。
1.家族でタイ旅行に行った件
2.5年ぶりに仕事を始めた件
3.次男が帰国子女枠で中学受験にぶじ合格できた件
4.プロボノ(ボランティア)に挑戦してみた件
5.たぶん、英語力が上がった件
6.10年ぶりにひとり旅に行った件
7.筋トレが1年以上続いている件
今回は6について書いていきます。
6.10年ぶりにひとり旅に行った件
今年6月におひとりさまで直島旅行に行ってまいりました。
きっかけは、たまったマイルが昨年消化できなくて、スカイコインに変えていたのだけど、その期限もとうとう迫ってきた、というもので。それほど特別な理由でもないのだけど。
カナダから帰国後、わたしは旅行欲がちょっと薄れていたわけです。働いていなかったからいつでも旅行には行けたんですけど、特に行きたいと思わなかった。毎日毎日家で英語を勉強したり本を読んだり、のんびり過ごしておりました。
でも、上記のような、スカイコイン使うか、みたいなことになって行き先を考えた時に、真っ先に浮かんできたのが直島だった。ずっと行ってみたかったところ。でも遠くてなかなか機会がなかったところ。家族は特にアートに興味ないし、家族で行くところじゃない。
今だ!今しかない!というわけで企画したわけです。
ちなみにわたしは大学生の頃からバックパックを背負って一人ふらふら出かけるのが好きなタイプで、海外はもちろん、国内もちょこちょこひとり旅をしておりました。例えば、好きなアーティストのコンサートに絡めて、あえて地方の回を予約してついでに1泊して旅行してくるとか、そういうの、よくやってました。
結婚して以降は、基本は家族旅行のみになってしまったんだけど、確か一度だけ、なぜか一人で金沢に行ったことがありますね。それが確か今から約10年前。なんでだったのか全然思い出せないし、子どもも4歳・2歳とか小さかったけど、とにかく夫が「行っておいでよ」と送り出してくれた。
今回は子どもたちはもう大きいし、とりあえず平日だけど、うちの子たちはお弁当もいらないし、ということでほぼなんの心配もなく2泊3日で、高松・直島の旅を企画。
メインの目的は直島のアート鑑賞、およびベネッセホテルに泊まること。
そしてサブ目的は讃岐うどんを堪能すること♡
1日目は高松泊にして、まずはうどんおよび栗林公園を散策(残念ながら土砂降りだったけど)。車を借りたので、少し街中を走ってギャラリーに行ったり、2回目のうどん食べたり。
そして2日目はフェリーに乗って、直島へ。
ベネッセ・ホテル宿泊者は、港からホテル専用の周遊バスに乗り放題です。しかも、バスに乗り込んで、自分は(まだチェックインには早いから)ミュージアムで降りるんだけど、そうするとチェックインする頃には、荷物が自分の部屋に届いているんです、ありがたや!
直島にはミュージアムが大きいのが2つ、プラス小さめが2つ、それ以外に本村地区の「家プロジェクト(空き家を改修してアーティストが作品化)」などがあり、直島自体に丸1日いないと全部見るのは厳しそう。わたしは1泊2日いたけど、船の時間などもあるし、全部は見切れなかった感がある。
ひとり旅はどこに行くにも全部自分の都合で決めていいから本当に楽。だけど、唯一の難点は食事ですかね。朝やお昼はまだいいけど、夕食がひとりというのはちょっと寂しい。いや、かなり寂しい。
今回は1泊めは高松だったから、高松の長い商店街をぶらぶら歩いて、カウンターしかない定食屋のような居酒屋のようなところに入った。お店の人ともそこそこおしゃべりして、そこはなかなか良かった。2泊目はベネッセホテルの和食を予約していて(ホテルに泊まるなら近隣には何もないのでホテルで食べるしかほぼ選択肢がない)、わたし以外は全員2人組とかでしたね。夕食だけ共にしてくれる旅ともさんとか探したいな、など思った。
朝ごはんは、海が見えたので、曇ってたけど気持ちよく、波や通り過ぎる船を眺めているだけで時間が過ぎていき、あまり困らなかった。
そんなこんなな旅でした。
ひとり旅が余裕でできてしまうくらい、子どもたちが大きくなってしまったわけで、開放感を味わうとともに、実は寂しさも感じずにはいられない。
あんなに自分ひとりの時間が欲しいと思っていた10年前……。
ひとりでカフェに行ってのんびりしたい。
ひとりで温泉に行ってボォーッとしたい。
時間を気にせず90分のマッサージとか予約してみたい(30分がせいぜいだった)。
なんてことを思っていたわけですが、いつの間にか、そういうこともできるようになってしまった。
子どもたちが9歳・7歳の時に会社を辞めたので、それまで忙しいワーキングマザーだったわたしは、あんなにあくせく働かなくても良かったのではなかろうか? とたまに思ったりする。後悔というのとは少し違うんだけど、かなり違う生活があっただろうな、とふと思うわけです。
とはいえ、手がかからなくなるように順調に成長しているというのは喜ばしいことなわけで。子どもが親離れするように、わたしも子離れをして、どんどんひとりでのお出かけを楽しんでいきたい。
それでは、また♪
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