すっぴんの「田村芽実」7『そこにあった時間』神戸新聞(4/5夕刊)随想





神戸新聞  4/5夕刊


田村 芽実

以下、引用]
『そこにあった時間』

大好きな甥っ子と近くの公園に遊びに行った、とある休日の話。

私と甥っ子は鬼ごっこをしたり、滑り台をしたりして遊んでいました。 気になった遊具で少し遊ぶと、「次はあれやろう!」と目についた別の遊具に向かってすぐに走っていく。 子どもの体力についていくのに必死な私は、お日さまが傾く頃にはもうヘトヘト。
「そろそろ帰ろうか」。私が声をかけても、「まだ遊ぶ!」と全然聞いてくれません。

オレンジ色に染まり始めた空を眺めていた時、「あれ? ○○くんだよね?」。 甥っ子の名を呼ぶかわいい声が聞こえました。

[引用、終わり]

 幼稚園での甥っ子の仲良しの女の子だったそうで...
楽しそうな2人を見て、ほのぼの幸せな気持ちになったという。


「小学校も一緒なの?」と訊ねるも、2人は笑顔で首を横に振り、そして楽しそうにはしゃぐ。



[以下、引用]

そっか。こんなに仲良くても、数ヶ月でお別れか。...
卒園したら、もうそれっきりかもしれない。私にもそんな友達がいたな。

甥っ子とお友達も、この時間どころか、お互いの存在すらも忘れてしまうのかな。 しんみり。

少しだけ時がたち、先日甥っ子は無事に卒園式を迎え、もうすぐ1年生になろうとしている。

あの時間は忘れてしまっても、確かにそこにありました。
この先社会に出ていく甥っ子とお友達が、元気いっぱいの小学校生活を送れますように。 明るい未来が待っています ように。

(女優・歌手:田村芽実)

[引用、終わり]



   可愛い主人公2人は、もうピカピカの1年生だよね!

ともだち100人できるかな♪

一年生になったら
https://youtube.com/watch?v=qH3602hLDE4&si=z5K8JGppn9TNcWSh

富士山


 ご自分の幼い頃を回想しつつも、ほぼ記憶が翔んでしまってますよね。

若き命(世代)に、輝く未来が、ありますように♪

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