部室に響く「さよならエレジー」
【彼の音色、歌声が私の心を動かした。】
カッコつけて小説風に書いてみましたが、ただのギター体験記です。笑
ギターを始めたい方、興味がある方、ぜひ読んでみてください!
きっかけ編
時は高校2年生。私は毎日弓道に取り組んでいました。
高校生はとても元気です。
練習後も正門が閉まるギリギリまで遊び尽くしました。
サッカー部のボールをパクって鳥籠をしたり、、
テニス部のコートに侵入してテニスをしたり、、
部室に篭って大富豪や人狼をしたり、、
そんなこんなで、楽しい青春時代を過ごしていました。
ある日、練習後に部室に向かうと、、
なんということでしょう。
私は目を疑いました。
いや、耳を疑いました。
部室からギターの爆音が響き渡っているのです。
「とうとう、うちの弓道部はここまできたか。。」
部室に入ると、友人Tが陽気にギターを弾いていました。
彼の周りには部員が数名。
部室はまるでライブ会場と化していました。
その時、弾いていた曲。そう。
それが「さよならエレジー」でした。
お馴染みのイントロ。友人Tの力強い歌声。
私たちはすっかり魅了されていました。
友人Tはとても器用な人でした。
勉強も運動もできて。さらには弓道も上手でした。
私は友人Tを羨ましく思うと同時に、やきもちを焼いていました。
「自分にも特技が欲しい。」
そんな思いを胸に、少々恥ずかしながらも友人Tに言いました。
「ギターを教えて欲しい。」
友人Tは二つ返事でノリノリでOK。
私がギターに興味を持ったことが嬉しかったみたいです。
友人Tは新しいギターを買ったとのことで、
なんと古いギターを私にプレゼントしてくれました。
今でも、彼のギターを愛用しています。
「本当にありがとう!友人T!」
ギターをもらった私は練習に励むことになります。
練習編
「始めるからには、弾き語りができるようになりたい。」
挫折しないために、練習風景を自撮りして友人Tに毎日LINEで送りつけました。
まずはコードを抑える練習。
私の楽器経験はリコーダーとハーモニカだけ。
あとは、、カスタネット?
コードが何かも知りませんでした。
とりあえずやってみる。
弦が硬い。指が痛い。
思うように指が動かない。届かない。
TAB表と睨めっこしながら、一本ずつ弦を押さえます。
やっとの思いで、弦を押さえる。
鳴り響くは不協和音。
そんなつまらない練習ですが、友人Tのアドバイスもあり、
地道に続けることができました。
指の皮が硬くなった頃には、
初心者の第一関門と呼ばれる「Fコード」も鳴らせることができました。
「そろそろ曲を練習してみたら?」by 友人T
彼からの課題曲。スピッツの「チェリー」でした。
曲を引くためには、瞬時のコード切り替えやストロークが必要です。
友人Tにアドバイスをもらいながら練習を重ねました。
この辺りから、段々とギターが楽しくなりました。
楽しくなったら、こっちのもの。
ギターを始めて約3ヶ月。
ついに「チェリー」を弾き語れるようになりました。
めでたしめでたし。
とりあえず、読者さんに伝えたいことは、
「ギターってとても楽しいヨッ。」
「3ヶ月も練習すれば、ある程度弾けるようになるヨッ」ってことです!😁
大学編?
そして私は大学生に突入。
JAPANにCOVID19襲来。
初年度は、ほとんどがオンライン授業。
コロナ禍。存分にギターを楽しんだとさ。
withコロナ withギター
おしまい。
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