会社設立vol.10 年末調整に挑戦

9月設立、役員1人、月額の役員報酬は8万円なので、所得税がかからない我が社の年末調整を税理士さんにお願いするのもどうかな、と思い、自分でやることにした。扶養親族もいないし、確定申告を個人でするので生命保険控除も不要という状況。

わからないことは聞くのが早い、ということで税務署に行ってみる。原則予約制らしいが対応してもらえた。

・保険料控除申告書・・・該当欄を書いて保管でOK
・基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書・・・該当欄を書いて保管でOK
・給与所得に対する源泉徴収簿・・・各月の役員報酬支払い額と社会保険料の額を埋めていく。税額は0円、この書類も保管でOK

・給与所得の源泉徴収票(給与支払報告書)・・・役員報酬年間150万円未満は税務署への提出はなくて良いとのことで、3枚複写(緑)の用紙を使う。市区町村に2枚を提出。(1月31日まで)
・給与支払報告書(総括表)・・・これも市区町村に提出。(1月31日まで)

・給与所得の源泉徴収票の法定調書合計表・・・支払金額合計と源泉徴収税額(今回は0円)を記載して税務署に提出。(1月31日まで)

・国税納付書兼領収済み通知書・・・源泉徴収税額が0円なので納税はできないけれど、期間(今回は10月〜12月)と金額、税額0円を記載して税務署に提出。
今後もこれは半年に一度やらないといけない。e-Taxを使えば電子提出できるらしいが、法定調書合計表の提出もあるので、今回は書面を使うことにした。(1月20日まで)

1月20日までのものがあるので、それに合わせて全部やった方が良さそう。年明けでないと提出できないので、期間が短く、結構大変。

マネーフォワードクラウドから年末調整機能が分離され別契約になったので、とても不便。ワンストップでできない。

国税庁の年末調整ソフトもあるけれど、保険料控除申告書や基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書を作るソフトみたいで、税務署や市区町村に手続きできるわけでもないらしいので、役に立たない。

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