文屋の話。暇空茜と望月衣塑子

ただの感想の話。

”文屋”のビジネススタイル

最近、望月衣塑子氏の質問動画が流れてくる。政府のスポークスマンに冗長で虚実ないまぜにした質問をし、スポークスマンが答えられなくなった所を切り取る動画だ。国会答弁でもないのに、はるか昔の資料を持ち出して「答えられないんですかー?」とするシーンもある。

そして、その動画の本編や「真実」は望月衣塑子氏の運営するニュースチャンネルにあるという。真実の動画は”有料会員”しか見られないが。

それにあの暇空茜氏がカウンターとして、反論し、望月衣塑子氏のながーーい話を切り取って、「コレが真実だ!ナニカグループ!」と言っている。そして、やはり、これも「真実」にたどり着くのは有料でお金がかかるらしい。

両方とも、虚実ないまぜにして、印象操作をし「真実はここにある!」と有料サイトに誘導する方法は同じである。

これはある意味で「情弱ビジネス」なのだ。印象操作で不安に染め上げ、そして「真実はここにある!」とお金を巻き上げるスキームである。
ある意味、不安につけこんでコミュニティに参加させて金をとるという感じでは宗教団体スキームに似ている。

私は両者とも、全く同じ性質のひでぇ奴として、Xに対する脅威と認識している。

”文屋と文屋” 永遠に終わらない戦争

そして、暇空茜氏のフォロワーと望月衣塑子氏のフォロワーを見れば、より救いようがない。
なにせ、教祖が嘘と真実をごちゃまぜに拡散してるもんだから、フォロワーはそれに被害妄想と都合いい幻想をないまぜにミックスして被害思想を作り、身内で盛り上がり、敵に陰口を飛ばすのである。

恐らく、これは正しくSNS時代の戦争であるのだと思う。

前時代は、実際に命のやり取りがあったが、このSNS時代の憎悪戦は、お互いが傷つかず、使っている弾丸も安価な”陰口”というものなので尽きることがない。

私から見れば、正しく戦争であると思うのだが、恐らくこれは永遠に終わらないだろう。互いが過激なことを言っているが、対話は絶対にしない。これを終わらせる方法を私は知らない。

私はこういうビジネススタイルは正直かなり嫌いだ。詐欺師と大して変わり
ないからである。

戦前も、このような金儲けだけを目論んだメディアが、戦争論を焚き付け、国家が滅んだ事案があった。第二次世界大戦の日本がそれだ。
一応私もことあるごとに近衛文麿を批判しているが、近衛文麿ですら、”大衆”という魔物を制御しきれず、空気に殺されたポピュリストであるのは違いないのである。

そのビジネススタイルのからくりはここに書いておくが、いずれ、そうやって無駄に費やされる金がなくなることを願おう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?