Xの政治勢力一覧 よく見るやつ2023年

Xでは様々な派閥が自制力を広げようとうごめいています。
最近見るのは、大体こんなんかな、ってまとめました。

まぁ、私が支持してる新自由主義も、もともとは「反封建主義」って言う思想だから仕方ないね

参政党

特徴 反グローバリズム、反化学農業 農業主義

今の日本の凋落は、GHQの戦後民主主義にあるとする団体です。反グローバリズムと農業主義、自然主義を掲げて活動しています。
農業主義を掲げる一方で、「化学肥料を使う」ような農業には拒否をしめし、海外の陰謀、グローバル資本の陰謀とする傾向もあります。
時々見る勢力の中では比較的穏健です。

れいわ新選組

特徴 反経団連、反資本主義
消費税廃止を掲げ活動する山本太郎率いる政治勢力です。
「消費税廃止」のワンイシューを掲げる分かりやすさや、反資本家、反グローバル資本を掲げる山本太郎氏の過激な言動から支持を集めています。左派ポピュリズムとも言われます。
 ぶっちゃけ、過激な言動やパフォーマンスで支持を集める集団ですが、左派なので、国粋主義と親和性が低く、戦争等は志向していません。
 攻撃的な団体ですが、攻撃性は一貫して「権力を攻撃する」ことに向いているので、(政権を取らない限りは)穏健です。

日本保守党

特徴 反中韓 反共産主義(中国、ロシア) 軍備拡大
 安倍氏の死去後、受け手のいなくなった保守層を受け止めることを目的に百田尚樹氏が作った新興団体です。帝国時代の日本を描いた小説を書いた百田氏の思想的背景から、大日本帝国時代を賛美し、それを否定する中国、韓国をバッシングします。また、作家の百田氏が描いた「日本国紀」を方針としており、それに歴史観はそれに統一されています。
 新興団体であり、「反リベラル」を掲げていますが、新しくできた団体で思想は結構ぶれます。百田氏より、有本香氏の方が思想的にしっかりしてるのかな?
 反リベラルを掲げていますが、反中国、反韓国(最近はそんな掲げてない)を掲げることが多い印象。
 国粋主義と排外主義と親和性が高く、上記の団体よりは戦争を志向する危険な団体ですね。しかし、百田氏や有本氏のカリスマ性がそんな高くなく、国内のタカ派の意見をまとめることは難しいかも

積極財政派

特徴 反緊縮財政 反デフレ
日本の失われた30年の原因は緊縮財政にあると考える派閥です。(私経済詳しくないのですが、実はそこは私も同意見です。お金刷らな過ぎたんじゃね?)
 ケインズ主義を志向し、大きな政府による積極財政で日本経済の再生を目指します。また、財源を国債に求めるのも大きな特徴で、インフレが起こるまで、とにかく国債を発行せよとするのも特徴です。
 上記派閥と比較すると、結構勉強家で、私も経済の話はそんなついていけてませんが、「緊縮財政」とみなしたものは攻撃します。
 これは正しいかどうかは、ちゃんと経済学を勉強しないと分かんないかな?私は愛読書が「隷属への道」なので、思想的に反しますw

暇アノン

特徴 反共産(反左翼) 反メディア 反フェミニズム 反知性主義
 フェミニズムの台頭から、NPO活動を攻撃する団体です。特にNPO団体の不正会計を「左翼勢力や共産党の陰謀」とする特徴があります。そして、自らが起こした警察沙汰を「真実を報じないメディア」として拡散します。
 NPO法人代表(仁藤夢乃氏)の迂闊で過激な言動もあるのですが、そのような団体を訴訟し、訴訟した時の公文書を「ナニカグループの恐ろしい陰謀!」「公金チューチュー」としてバッシングします。そして裁判の過程を「衝撃情報!」としてネットで販売します。
 ”表現の自由戦士”とみなされることもありますが、彼ら、漫画にはあまり興味なさそうで、そこらへんとは被らないでしょう
 暇空茜こと水原 清晃氏の「煽り力」で成り立っている集団で、上記の中では最も攻撃的と言えるでしょう。実際に様々な団体に郵便を送りつけたり、警察沙汰を起こしています。
こんな事件も


 ちなみに、NPO法人によるマネーロンダリングが指摘される今、NPO法人への補助金はしっかり監視されるべきだし(原理的には私も小さな政府志向)私もフェミニズム嫌いですが、なんでもかんでも、左翼の陰謀というのは違うし、暇空をあがめよ、というのはとても嫌です。
 暇空氏の影響力が落ちてる今、彼の「衝撃情報」の売り上げは減っていると思われますが、反フェミニズムという潮流は残るでしょう。
 後述する「市井の女たち」とは対立関係にあります。

市井の女たち(フェミニスト)

特徴、反セックス、反包括的性教育、反ジェンダーイデオロギー
 かつてのフェミニストが保守派に変化した勢力であり、恐らく現在のフェミニスト勢力では最大派閥です。既存のフェミ勢力を「フカソ(フカフカのソファ、金のある上位女性を揶揄する言葉)」と呼んで憎悪します。
 モテない女たちが、恨みつらみをまき散らす呪詛であり、セックスを憎んでいます。他人のセックスを猛烈に憎んでおり、エッチなもの全般を世の中から消し去ろうとします。
 LGBT思想のトランスも非常に憎んでおり、「元男性」が女性の名を借りて何かをするのも反対です。他人のセックスへの憎悪や反セックスという主義から、子供への性教育「包括的性教育」に反対の立場を取ります。反トランスの立場から、LGBTを肯定するジェンダーイデオロギーにも反対の立場です。
 話が長く、ぶっちゃけ、読んだり、話を聞いてると眠たくなるのですが、弁論には弱く、結局は感情論で行動してる感が強いです。
 反ジェンダーイデオロギーという立場ですが、家族主義という訳ではなく、保守派との集合と離散を繰り返します。その点は生粋の保守派と違う所です。
 攻撃的ですが、上述したように、口が回りすぎて迂闊なことをよくしゃべるので、弁論には弱く、勢力拡大は難しいかと。
 反ジェンダーイデオロギーですが、フェミニズムを自称することが多く、フェミニズムイデオロギーをめぐって、暇アノンとは対立しています。

大体こういう人たち

こんな感じかな。Xでよく見る過激な人たち。ちなみに私は底辺の新自由主義者であり、全然賛同者増えません。かなすぃ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?