この次にあの星が 丘を霞め光るまで

時間の流れの中 出会いは別れに向けて進んでいるのか


時間は流れてくるのか 流れていくのか
量子力学の命題であるが、どちらにしても終わりの時。
結果、結末は必ず来る

長く生きてると、お別れなんざゴマンとあるものです。
どの人にもそれぞれの未来、想いや夢があり、そこに至るには
関係をゼロにする。白紙にする。リセットする。のが 最良の決断の場合もあります。
なにかを得るには なにかを無くす。という選択も必要で

それが理解できないほど僕は 感情的でもなく、ウェットな訳でも ワカランチンでもない。

今の環境の中で、それを凌駕する何か もしくは 今の何かより低劣であれば選択ははじまり道は分かれていく
それは人生において、誰もが経験し決断すること。


さすらい人の澄んだ瞳に 命が燃えているのか


人生って 銀河鉄道999の車掌のようなもんよね
自分の意思とは関係なく始発駅から終着駅まですすんでいく
選択してるかのように擬態した、決められたルートの運行を保全している

となると 奥様は クレアみたいなもんか。。。
いや あんなガラスの体の美しい人では全くないぞ!うちの奥様は

ただ 乗車するお客様と一緒に旅をして経験して泣いて笑って
でも 終点までご一緒するお客様は一握り
ほとんどのお客様は 途中の目的地で下車される
それでもいいのだ

車掌さんは、誠心誠意その旅の手助けをするだけで
安全に安心に終点だろうが途中駅だろうが、目的地まで快適な旅を楽しんでもらえるよう列車を、改善し保全し改良し続けているのです。
たまに停車時間が長い時は、ちょっと一緒に散歩いったりできますが
基本、列車を離れる訳にはいきません

車掌として目的地までお連れできなかったのが悔しいのかもしれませんね。

そして 途中で下車した駅、その街での状況は
列車で次の駅へ向かう僕には確認することができないのも
悔しいのかもしれません。

ただ いつか
999と777が並走していた時のように
お あっちの車両に 知った顔が見える!
また旅を始めたんだな どっかの街で会えるといいね

そして

どこかの街で出会い
あの頃はお互い苦しかったね
と 笑いあえる日が来ることを約束してほしい
たとえ、約束がかなわなくても、約束がやぶられたとしても

その約束にすがって生きていくことができるから


ウィンダリアの木


「約束、守ってくれたじゃない」
ただ そう言える日に すがって

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