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二見くんの日々

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ふつうの高校生、二見くんがみている世界を綴っています。
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記事一覧

二見くんの日々 9 夏の色

夏の日差しの下だと、世界はぐんと色濃くなる。 鮮やかな色たちが輝いて、 植物は大きく深ー…

二見くんの日々 8 セミ

買い物をしに、となりのとなりの町まで出掛けた。 電車を降りて、昼下がりの住宅地を歩く。 …

二見くんの日々 7 七夕

乗り継ぎの合間、時間があったから 駅を出てみた。 するとなんだか奇妙に人が多くて お肉を焼…

二見くんの日々 6 カマキリ

母はあまり虫というものが得意ではないのだけれど、 カマキリは好きだという。 かわいいらしい…

二見くんの日々 5 夏の雲と雷

帰り道、自転車を漕いでいると、聳え立つ雷雲に出逢った。 全く音は聞こえてこなくて、ただ光…

二見くんの日々 4

公園のパンダはよいものだ。 地べたにうつぶせてまどろむ個体。 お腹にバネをつけて乗客を待…

二見くんの日々 3

ふだんは川の中で気持ちよさそうにしている鴨たちが、今日は川縁にのぼってきていた。 今朝は雨がよく降ったから、避難しているのかもしれない。 右の子がカルガモで、左の子がマガモらしい。 友達なのか、カップルなのか、家族なのか、 それともたまたま居合わせた2羽なのか。 僕にはわからないけれど、 なんともにっこりしながら並んで川を眺めている様子は なんだか尊いなぁと思いながら通り過ぎた。

二見くんの日々 2

電車で友人の住む町へ向かう。 途中の町で雨が降って、水滴とともに電車は進む。 この路線は、…

二見くんの日々 1 森永ミルクキャラメル

ちいさいころ、おばあちゃんと森永ミルクキャラメルでハートをつくったことがあった。 銀紙を…