マスコミのカスハラ体質

暑い毎日ですが、やや体温が上がり気味の記事で失礼いたします。
ある地方自治体で、3つの選挙が重なり、その開票作業が遅いと、大マスコミが文句を言ってきたそうです。
開票作業は、投票時刻締切の午後8時以降に行われ、地方自治体職員は、正確かつ迅速な開票のため、努力しています。
しかし、このケースでは、3つの選挙が同日投票日となったため、開票作業が普段よりも遅くなってしまったものです。
このような事情があるにもかかわらず、文句をいってくるマスコミは、
カスタマーハラスメント体質と言わざるをえないと思います。
そもそも、スマホを使える有権者は、選挙管理委員会の公式発表直後に、開票結果をウェブで見ることができるのですから、マスコミが速報する意味などあまりありません。また、マスコミは、「独自に」当確を打ったりしているのですから、公式の開票結果の価値を下げています。
このように考えると、大マスコミが早く開票作業をしろというのは、自分たちの仕事の都合だけのポジショントークで、「公器」としてのまともな意見とは思えません。
そもそも、正確と迅速は矛盾することが多いです。公務員に対しては、どんな無理を言っても許されると考えている大マスコミは、そろそろ体質改善をしてもらいたいと思います。

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