ごめん
花火見に行った
ひとりでいったのは
もしかしたら初めてかもしれない
少なくとも記憶に残る
花火大会はここ最近なかったので
週末はここにあった
そんな夏
関東の花火大会は終わりが早い
始まりも早くて
いくつかの花火大会は天気に左右されて中止を余儀なくされていた
旧盆か
はたまた
現在の暦通りのお盆か
どちらも正しくて
どちらも切ない
亡くなった人たちの魂というより
生きている人たちの魂を慰めるためのものだと思ってる。
花火があがるたびに歓声と笑顔と歓びと、そして、そこに居ない人に思いを馳せる哀しみと。
すべてを包み込んで暗転した夜空に舞い上がっていく
消えていく花 散りゆく花
あとに火の粉が静かにおちていく
私たちの心にが
ドンっ
と振動が響く
それが
さよなら
元気だよ
いろんなことはで綴られた焔となって
それを見上げて
涙のかわりに笑顔を向けるんだ
来年も観に行こう
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