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大豆田とわ子とamazonのデフォルト

amazon prime videoを利用して「大豆田とわ子と三人の元夫」を見ている。

3年前のドラマであり、今さら内容について熱く語ってもリアタイ勢が鼻じらむこと請け合いなのでやめておく。

ただ一点だけ、周回遅れのサブスク勢ならではの煩悶を記したくnoteを開いた。

このドラマってエンドロールが素晴らしく凝っている。

稀代のトラックメーカーSTATSにより招聘された5人の人気ラッパー(KID FRESINO、BIM、ゆるふわギャングのNENE、Daichi Yamamoto、BAD HOPのT-Pablow)と三人の元夫俳優(松田龍平、角田晃広、岡田将生)がコラボしながらラップを披露。メインボーカルの松たか子がサビ部分を歌う、という斬新な構成。

しかも毎回歌詞が違い、映像も違う。

歌詞はそれぞれの回の内容に沿ったもの、映像はその回の主たる登場人物がメインを張る。第1回はKID FRESINO&松たか子、第2回はBIM&岡田将生+松たか子、という風に。さらにエンドロールに登場するラッパーたちは、その回の本編の方でもカメオ出演している、という凝りようである。

なのに、なのにだ!アマプラではこのエンドロールが自動でスキップされるのである!実際にはエンドロール全体の2/3が過ぎたあたりでスキップされ、次の回が勝手に始まる。松たか子がサビを歌ってる途中だ!

回避する方法はあるにはある。スキップ(nextup)のサムネイルが表示されたら、数秒の猶予の間に、その右上にある「隠す」をタップすればいい。しかしスマホで見てるとこれがとにかく小さい。ちょとでもズレたらサムネイルの方をタップしてしまい、すぐに次の回が始まる(何度その愚行を犯したことか)。

この仕様のせいで、エンドロールが始まった時からスキップ表示の出現に備え身構えるようになってしまい(常に指先に神経を集中)、せっかくの宝石のようなクリエイティブをじっくり堪能できないのである(そして緊張のあまりタップをミスる)。

大元の設定をいじれば自動スキップをオフにできるらしい。が、他の作品を見るときには大変重宝している機能だし、自分以外の家族が見ることもあるし、おいそれと変更できない。

Netflixの「実写版 シティハンター」では“エンディングまでがシティハンター”という作品へのリスペクトから、「次へ」が表示されないよう個別対応がなされたらしい。


amazon様にはいつもお世話になっておりますし、
ご意見申し上げるのは大変心苦しくはあるのですが、
どうかここはひとつライバルをお手本に
「大豆田とわ子と三人の元夫の自動スキップはデフォルトオフ」で
ご対応いただければ、と思う所存でございます。

他にもエンドロールにこだわった作品というのはありそうだし、気軽にそう言った意見を募ってもらえる仕組みがあれば、最高だね。



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