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第465話 管理職の彼とヒラのオレ どっちが幸せか論

ニッポンのみなさん

こんばんは。

公務員大家ダイモンジです。

このブログでは、

50才のワタクシが、

勤め人最後の10年間を乗り越え、

明るい老後を迎えるために、

毎夜、熱く語らせて頂いています。


前回のテーマは、

「ある日の哲学カフェより」

でした。

今回のテーマは

「管理職の彼とヒラのオレ どっちが幸せか論」

です。

よろしくお願いします。


今日、朝から管理職の彼が、

めずらしく、ご立腹でした。

彼の名誉のために言えば、

彼は、ものすごく真摯に仕事に取り組む、

立派な人です。

しかも温厚で、にこやか、

部下からの信頼も厚いです。

っていうか、公務員って、基本、

そんな、愛すべき実直な方が多いと思いますね。


彼曰く、

「こんなことも現場に任せるんか?

お茶出しも、駐車係も、それに伴う会計も、

すべて現場任せじゃ、益々、仕事の負担が増えるばかりじゃ!」

おっしゃる通り!

政治家というものは、勝手なもので、

まっこと、現場のことは考え申さん。

予算も、人も付けずに、

現況のままで、現場に負担を強いるのだから、

我々はたまりませんよ!

管理職なら、なおさらでしょう。

益々、労働力は搾取され、帰られなくなり、

現場が困窮し、トラブルが発生する。

この繰り返しが、この数十年続いているような気がします。

一体、いつまで続けるのか・・・。


一方、この下らない仕事から降りたのが、

ワタクシです。

だって、労働力だけ搾取されて、

「市民のために」

それだけのために生きていくことの辛さに

気付いてしまったからです。


反対に、

「そうではない!」

と市民のために奔走するのが

管理職の彼です。


彼のように、行政の理不尽に耐えながら、

仕方なしにやり続ける生き方と、

理不尽なことはやらずに、

自分の好きなことを

可能な限りやる生き方。

どっちが良いか、迷いますよね。


おそらく、今、かっこいいのは、

前者でしょう。

しかし、60歳以降は、

逆転すると思います。

60歳以降は、管理職も、

役職定年扱いになりますからね。

どっちを選ぶかは自分次第。

今の心の持ちよう、

といったところでしょうか?


幸せか、幸せでないか

は、自分の心が決めればよいと思います。


ちなみにワタクシの妻も管理職ですが、

現在、午後9時です。

まだ、帰ってくる気配がありません。

こんな生活で、本当に幸せと言えるのか

疑問です。


金銭的には、確かにある程度、恵まれていますが、

日々の家族の時間の共有という点では、

いささか、疑問が残るのも事実です。


管理職の彼の家庭も、

同じ様な状況でしょう。


やはり、公務員は副収入を得ながら、

金銭的な負担を考えることなく、

気楽に、今の世代を楽しむ余裕が欲しいものです。

残念ながら、我々世代は、そうなりませんでしたが・・・。


そんなことを考えながら、

夜間、ブログを書いています。


管理職の彼とヒラの私

どちらも、本当の幸せはつかんでいないのかもしれません。


あるいは、こんな現状が、

お互いに幸せななのかもしれません。


それでは、みなさん

ダンケシェーン


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