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第386話 「常識を疑え」は、利益への第一歩

ニッポンのみなさん

こんにちは。

公務員大家です。


この記事は、

公務員の方も

そうでない方も

金銭的に豊かに

精神的に楽に

暮らしていけるために

書かせて頂いています。


今日のテーマは

「常識を疑え」は、利益への第一歩

です。


昨日は、

仲間と「労働力投入」していたら、

「今時(仮名)」という酒蔵にへたどり着いた、

というお話をしました。


この酒蔵は、ほんの数十年前まで、

山奥にあった小さな蔵だったのですが、

山桜社長(仮名)の

常識へのアンチテーゼにより、

「世界の『今時(仮名)』」

へと変貌したお話でありました。


販売所の一角に、

ひっそりと成功秘話について書かれた

書籍が置いてありました。


ワタクシは、お酒、大好き人間です。

日本酒も嫌いではありませんが、

飲むとすぐに酔っぱらって寝てしまうのと、

次の日、激しい頭痛に見舞われる

現象に苦しみ、

あまり嗜(たしな)みません。


しかし、周囲でお仲間が

飲み始めると、

付き合わさせて頂いています。


でも、本当に素晴らしい日本酒であれば、

このようなことは起こらないのかもしれません。


「今時(仮名)」この成功秘話は、

大きくは、3つに分かれています。


一つ目は、

究極の大吟醸を作ったこと

二つ目は、

杜氏制を廃止したこと

三つめは、

仲買い制をやめたこと

でした。


一つずつ解説してきましょう。


まず、かつての日本酒業界には、

「安く大量に飲めればよい」

という風潮があり、

醸造用アルコールを使うなど、

自然の力で丁寧に作る日本酒

にあまり力を入れていなかったようです。


そこで、山桜社長(仮名)は、

大吟醸と言って、精米歩合を23%までに

削った、手間のかかった

おいしい日本酒を作り出したそうです。


この大吟醸のおいしさが

認められた、というのが

成功の第一歩だったようでした。


二つ目に、

杜氏制度の廃止が挙げられるようです。

杜氏とは一見職人の極みのように思われがちですが、

実は、農村漁村から

冬の出稼ぎ要員として、

酒蔵に赴任してくる、

というのが、

正しい理解の様です。


そのため、職人気質の人が少なく、

しんどい仕事はやりたがらない傾向にある様でした。


そこで山桜社長(仮名)は、

杜氏制を廃止し、

室温を5度に保てる工場で、

1年を通して社員にお酒をつくらせる

「四季醸造」

を始めたようです。


これにより、仕事はマニュアル化され、

より品質の安定したお酒を

より多く作ることができるようになったようです。


3つ目は、

仲買い制度の廃止です。

お酒の値段や

販売量は、仲買業者によって左右される

ことが多く、

製造業者の一存で決められるものでは

なかったようです。


それに仲買業者をかませることにより、

エンドユーザーへは、経費を上乗せした

高い料金で買ってもらうことになります。


それを防ぐために、

山桜社長(仮名)は、

自ら販売店を開拓し、

直接、店舗へ販売していったそうです。


このような努力の末、

「今時(仮名)」は、「世界の『今時(仮名)』」

と言われるまで、

生産を伸ばしていったそうでした。


なるほど、

「常識を疑え」は、

利益への第一歩と言えそうですね。


それでは みなさん

ダンケシェーン

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