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新型M2に見る空力効果


各画像はクリックで高解像度


一挙に購入意欲マックス!


なのは久しぶりの事。

BMW M Performanceパーツを纏った
”新型M2”
のこのヴィジュアル。

このMパフォ装着車両を見て
ひとつ気がついた!



比べるの自体、大変失礼とは承知の上
バンパーサイドに立てられたカーボンウォール。

これを見て本当に嬉しく思った、

「ここに風を通すことはやはり有効」

だとMパフォも
言っているようだったからだ!



この考え方は「GRヤリス SPORTDESIGN」
実践したもの。


フロントバンパー側方を流れていく風、
この風を2段階にすることで
超高速域での直進安定性は絶対に高くなる
と考えた。

”2段階”とはつまり
人工的に作られた通路の外側と内側の事。



外側はボディ最外側として車両を
中心軸に押し付ける力、

内側は外側よりも更に速い速度で
流れていきながら
タイヤハウスから出ようとするエアを
吸い上げるよう作用する

・・・のでは?
という考え。

風洞実験などは一切行っていない(笑)


この、弊社で言うところの
「デュアルサイドエフェクター」
が確信に変わったのがこのモデルによる。

最も弊社はサーキット走行云々は
全く意識もしていないし、
具体的なコースのタイムを狙って・・・
なども一切ない。

ただ、創る以上はそうした「効果」も
得られないよりは
得られたほうが良いと常に考えている。


ただし、M2Mパフォのフロントサイドは
”天に向かって大気開放”
の意匠。

「この方が効果的なのか?」

という興味で、
今度有識者にご教授を頂くつもり。


急激な流れの「渓流」の動画を
ボーっと眺めていると

本流と支流で著しく流れの速度が
違うことに気がつく。

水の流れは空気の流れに通ずる。
そう考えてのこの設定だったので
なんとなく信憑性を得た(?)という
希望的な観測もあって
ついついこのブログとなった次第(苦笑)


ただこのM2Mパフォ仕様、


実に「痺れる」攻撃性が素晴らしい!

魅了される、とはまさにこれ。
リヤバンパーのフレアの立て方も
素晴らしく美しいし、
これがエア攻略に効果的なのか?!

という見聞ともなった。
本当にBMWはスゴイ!と思う。



M240iを見て、正直そこまでの魅力を
感じなかった。

スペック自体はとんでもなく魅力的♡

ただ、アメリカンマッシブカーのような
シルエットがどうにも繊細なドイツのイメージと
違うような気がしていた。


しかし、後に「M2」が登場して印象が一変!
その上で今回は
「M Performance」を見て更に良い方向へ
印象が激変した。


このモデル。

もし実車に触れることがあったなら
了承を得た後に
様々な計測をさせて欲しい衝動。

僕がGRヤリスで最も悩んだのは

「バンパーから製品の隙間数値」

だった。

外側と内側でどのくらいのスペースが
最も効果的なのかが知れないままに
ある程度の「美観」を優先して
最後はモデリングをした経緯。

なので、この”本物”がどのくらいの
距離感でウォールなのか?
とても興味がある!


更にこのモデルの場合は
サイドエンドにも同じようにウォールを
立てている点も興味深い。

BMW「M」は
「意味のないことは絶対にやらない」
ので、
これは革新的に意味があるのだろう。

本当に尊敬できるし、ますます面白い!



それともうひとつ
リクエストができるならば、
関連会社様ブレーキ関連へ。

そろそろGRモデルも
キャリパー設置を中心側へと
移動してもらえたら尚エキサイティング。

「前後オーバーハングを安定させる」

狙いで、極限まで重量物は
車体の中心へと集められるのは
PORSCHEの哲学。

BMW M2も然り。

実際にその恩恵を受けるには
相応の腕前
がいるものだが…

ファンはこんな要素からも
「こだわりや本物感」
を愉しむものだから。


そしてこの
デュアルサイドエフェクター。

一般公道では
「出すことの出来ない速度域」
でのステアリングの安定性や
切り出しの安心感は創った本人の意見として

「コイツのおかげ!」

と信じ切っているが(苦笑)


信じるか信じないか

は、あなた次第だ。




END





GRヤリス「SPORTDESIGN」



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