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総仕上げ!のC-HR。


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ドアミラーのレッドがアイコン


常連様のC-HRに今回もご入庫頂いた。
なんと静岡、それも愛知寄りの!

これまでに何度お越し頂いたのか?
わからないほど、恐縮の極み・・・。

不慮の事態が過去におありのオーナーA様、
愛車のC-HRをなくなく手放し
新たに手にしたのもC-HR!(笑)

いわば前期~後期を乗り継ぐ
生粋のC-HRオーナーだ。


そんな新たな相棒「後期モデル」を
手にされて以降、本当にコツコツとここまで
仕上げてきて頂いた

「SHIBOTORI PLAN」

プロダクトの数々。


前回のご入庫時、もうその大半を
完成形へと導いて頂いたのだが
お帰り際に

”最後の1ヶ所”

が残ることを感慨深そうに
話されていたのが記憶に新しい。

数々のご依頼&ご入庫を繰り返し
”理想形の愛車の姿”
を追求し続けて頂き、
そしてその攻略パートが残り1つ・・・

と聞いて少し寂しい気持ちになったのだが、
この日はそんな”最終アップデート”だ。

そんな”フィナーレ”を飾って頂くパート、


フェンダーアーチ、ロワグリルまで瑞々しく輝くこのボディ。

それがこちら、後期専用意匠の
「フォグランプカバー」
で、ご覧の通りの仕様。

もうA様C-HRでは”探すのも大変”なくらいの
黒シボ素地鎮座(!)
の光景となっているが…

ここを!


遂に他のパートと完全同期となったフォグランプカバーの姿。


今回はこの通り、
当初より一貫して採用し続けて頂いている
”209ブラックマイカ”
は今回も変わらない。

艷やか、そして美しい!

周囲は完全にSHIBOTORI施工の光沢感で
包まれている中に、ただひとつのシボ素地だった
ご入庫時の姿だが、
これによりとうとう完全制覇!となった。


縦長のカバーは灯体の周辺でエッジの効いた
凹凸がある意匠、この付近の反射や光沢が
純正では”逆立ちしても”体感できない質感。

そこからくの字のようなテイストを
採用しながらフロントアンダーカバーに
連結するようにして終わるパート。

ソナー本体だけはどうにも機能の面で
着手をすることが出来ず、写真のような状態となる。


とにかくこの加飾の真骨頂は

”ノーマル車両と隣り合わせ”

となるシチュエーションだろう。
対象となったノーマル車両には
つくづく申し訳ない・・・とは思いつつも
その明らかな質感の差を残酷なまでに体感できる。

反面、”車両単体”の時には
なにがどうなっているのか?
さっぱりわからないようなステルス性(苦笑)

まさに指摘の出来ない美学


そんな日常風景を垣間見たオーナーは
この加飾にハマる。

なにしろ何も付いていない。

自身も相手も共にノーマルなのだ
という決定的な事実がその圧倒的なものを
より強烈に叩きつけるような。


端的に言えば

「グレードが全然違う!!」

という認識になるのだから儚くも残酷だ。


そんなわけで今回は後期専用意匠
フォグランプカバーを巡っての
”SHIBOTORI PLAN”
をご紹介させて頂いた。

A様C-HRにとっての総仕上げ!
実に感無量な立ち合いだ。





これすごい!と盛り上がった一コマ(笑)A様の遊びゴコロ。


訪れて下さるオーナーが意を決して
何かに着手。

試行錯誤、悩みに悩んだ末に
金額との折り合いはもちろん、
「一体自分はどうしたいか?」
という疑問と共に趣味を謳歌していく。

僕らはその変化を一段階ずつ見守らせて頂き、
確実な変化の工程に立ち会わせて頂く。


思わず薄いリアクション・・・もある。

飛び上がる?!ほどの歓び爆発の時もある。


千差万別であり一喜一憂。


そんな不定期間隔で行われる最高に楽しい
各オーナーの趣味の時間もいずれは終焉する。

そう、
「いつかは完成する」のは避けられない。
今回のA様もそうだ。


深々とお礼をお伝え下さって、感慨深く
愛車を眺める顔・・・
これまで何度も見てきた風景だが、
お礼を申し上げるのはこちらであって。

(今回で最後・・・かもなぁ)

と心で呟きながら
そういう思いを込めてお見送りの時が来る。

走り去るおクルマに深々と頭を下げさせて頂く。



(ああ・・・帰っちゃった。)


嬉しいような、寂しいような。
なんとなく足取りはゆっくりとなりつつ

次の仕事が待つ。


オーナー個々にたくさんの場面、
思い出が山盛りだ。

これが僕の仕事、
僕の人生はとてつもなく豊かだ。


心から感謝だ!


END




この日もまた静岡名産のお土産を頂き、A様にはいつも本当に良くして頂いて感謝!
ありがとうございました!




C-HR 「SHIBOTORI PLAN」

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