シャンプー考察
本題に入る前に、トリートメント(リンス、コンディショナー含む)はつけてもつけなくてもどちらでも良いという考えであります事をご了解下さい。
本題
シャンプー剤の歴史はそんな古くない様です
以前は「お湯や水、炭や植物等自然素材で汚れを落とす」というのが洗うということだったのでしょうか?その頃の写真を見ると豊かな髪の方が多いような気もします。
1950年代に某化粧品メーカーが薬品から化粧品分野に方向転換、初のシャンプー剤のTVCMだそうです。50年前後ですっかり、「髪はシャンプー剤を使用」が常識になったようです
食器洗い時、油物等特に汚れがこびりついてない時はお湯で擦り洗いだけで充分キレイになる。
とはいえ、されどシャンプー。使う物で髪質が良くも悪くもなるのを美容師は体感しています。
例えば痒みが治らないと言う方に一美容師としてアプローチする方法は2つの方向性があると考えます。
一つはシャンプーをやめさせる(お湯洗いに)、2つめはその方の頭皮に見合う洗浄剤を勧めるです。どちらに乗っかるかはその方の嗜好や思想によると思いますがどちらにせよ、1週間は持続してみるといいようです。
使うことで悪くなるようなら(気づくという前提ですが)止めるべき、または自分の髪質に何が足りていないか、不要かをカウンセリングしてもらいそれに見合う方法を見つけてもらいましょう。
体に足す物(と思われる)→サプリ、薬、シリコン等の人工添加物入りのシャンプー剤やリンス
引く物→排泄や発汗などの生理現象、体に付いている不自然な物を除去する天然作用のもの
足すと引くの両方→漢方やヘナ等自然素材原料の物。
商品が溢れている時代、足す事ばかりに囚われてしまいがちです
体や、髪の毛を一つの袋と考えると足してばかりではいつか飽和状態なり入れては出る意味の無い状態になると考えます、引いてばかりいてもスカスカになります。何が不足しているのかを考えると自ずから本当に必要な物(栄養素等)が決まりそうです。