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F1ドライバーの年俸について調べてみた

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目標はDAZN F1公式さんに「あのブログでこんなこと言ってました」って引用されること。

今回はF1ドライバーの年俸について調べてみました!

7度目のドライバーズチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンの新契約問題がメディアを騒がす今日この頃。

メディアの報道によると、4年契約で年俸4000万ユーロ(約51億円)+タイトルを獲得した際のチームへの分配金の10%をボーナスで要求していると言われています。

ちなみにハミルトンは他に2つの要求をしていて、1つ目は世界で250台限定のMercedes AMG One carをもらうこと、2つ目はF1がより環境に優しいスポーツに移行していく中で、メルセデスF1チームのアンバサダー的なポジションに就くこと、と言われています。

話を本筋に戻すと、2023年から1チームのドライバーの年俸の合計の上限が3000万ドル(約31億円)になることに全チームが同意したと言われていますが、一体現在のF1ドライバーの年俸がどれぐらいなのか気になりますよね。

プロ野球のように契約更改の会見があるわけではないので、正確で公式な数値はないでしょうが、英語でなら全ドライバーの年俸が一覧で推測された記事があるのではと思い、調べてみました。

ということで、2020年にレギュラー参戦したドライバーの年俸を推測した記事を2つ見つけました。

この2つの記事での年俸は以下のようになっていました。

左がessentiallysports、右がfacefansの数値。

ルイス・ハミルトン:4700万ドル、4000万ドル
セバスチャン・ベッテル:3500万ドル、3000万ドル
ダニエル・リカルド:2000万ドル、2000万ドル
マックス・フェルスタッペン:1600万ドル、2500万ドル
バロテリ・ボッタス:900万ドル、800万ドル
シャルル・ルクレール:900万ドル、1000万ドル
キミ・ライコネン:600万ドル、500万ドル
カルロス・サインツ:450万ドル、800万ドル
セルジオ・ペレス:400万ドル、800万ドル
エステバン・オコン:400万ドル、500万ドル
ロマン・グロージャン:200万ドル、700万ドル
ケビン・マグヌッセン:200万ドル、500万ドル
アレックス・アルボン:200万ドル、250万ドル
ランド・ノリス:150万ドル、200万ドル
ランス・ストロール:150万ドル、300万ドル
ピエール・ガスリー:100万ドル、200万ドル
ダニール・クビアト:75万ドル、200万ドル
ジョージ・ラッセル:75万ドル、100万ドル
ニコラス・ラティフィ:75万ドル、100万ドル
アントニオ・ジョビナッツィ:50万ドル、100万ドル

結構乖離がありますが、個人的には左の数値の方が信頼できそうなイメージです。特にハース勢はシュタイナー代表の発言からして、グロージャンもマグヌッセンも自分の持ち込んだスポンサーに給与を払ってもらっていたようなので。

そう考えるストロールとラティフィ(+今年からマゼピン)は、自分の親がチームのタイトルスポンサー企業の経営者(筆頭株主)なので、ある意味究極のお小遣いシステムですね。

それにしてもハミルトンとラッセルの年俸差が半端ないですね。ダイムラー社の社長が経営判断でラッセルを乗せたくなるのもわかりますし、そもそもサラリーキャップ導入されると、それだけでハミルトンの給与を制度的に払えなくなるので、今複数年契約したくなる気持ちもわかります。(2023年以前に締結した複数年契約の場合にサラリーキャップがどう適用されるかは不明ですが)

ということで、ハミルトンの新契約がどうなるか、注視して行きたいと思います。







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