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展開型ミッドレンジロイヤル構築論

はじめまして!ぐらふです

今回はローテの展開重視ミッドレンジロイヤルについての記事を書かせていただきました!

目次
・構築確定枠
・自由枠
・解説
・さいごに
構築確定枠

個人的な構築確定枠はこんな感じ

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クイックブレーダー
環境的にアグロプランを取れないと辛いため3確定。リーシャ、大将軍、猛虎といったこのデッキのキーパーツとも相性が良く使いやすい。

オースレスナイト
アグロプランを取りつつ猛虎と将軍のカウントを稼げる有能。
欠点として終盤のパワーの低さだがどうせハンドは豊富なので問題ない。

思わぬ躓き
アグロプランを取った際に生じるハンド枯渇、その他にも終盤のハンド枯渇をケアできる。6リーシャにも繋げることがあったりと使いやすい。また、大将軍と猛虎のカウントを効率よく稼いでくれるため非常に相性が良い。

イルミスナ
躓きへの依存がある点、捨てるカードが多い点を考慮し採用。
また、今環境の3/2/3が単純に強いことも追い風。

アイテール
将軍がない場合に10PPで直接猛虎と繋げる点が非常に強い他、躓き後シヴァからの7リーシャへ繋ぎやすくなる点も大きい。
進化時効果も横展開が強力なこのデッキとは相性が良いのでミラーなどで返しきれない盤面を作ったりもできる。

シーフガール
3/3/3が単純に強いだけでなく、チョイス先の汎用性が高すぎる。
首飾りをチョイスしアイテールで上踏みしたり8PPのリーシャ靴だったりリーシャ首飾りで母なる君を上から踏んだりと本当に使いやすい。
猛虎から繋がる札で最強なのも評価点。

リーシャ
盤面干渉力が高く横展開でき、何気に必殺を展開できるのが偉い。
また、自然ビショのクルトを楽に返せるカードでもある。
相手目線ではリーシャを残せないのも大きい。
欠点としては母なる君に弱い点か。

シヴァ
無理やりリーサルまで押し込めるこのカードは序盤詰めきれなかった時に役に立つ。
また、7にリーシャを絡めることで犯罪的な盤面を作って処理を強要し、将軍を出しやすくすることも可能で、何より躓きエンハの3ドローから直接繋がるのも評価点。
さらにその次のリーシャプランもあるのが本当に強い。

ミストリナ
押し込み兼処理札。
このデッキは処理スペルを積みにくいのでアクセラで処理札を得られる点が偉く、4/6でリノセウスを綺麗に止めてくれることも多い。
また、オクトリスを積んだ場合にナテラ簒奪を正当化できる。

君臨する猛虎
このデッキのフィニッシャー。
序盤の展開でリソースを削り、一気にバフして押し込む。
7コストなのが偉く、リノセウスもシヴァやミストリナで無理やり押し込んでリーサルをもぎ取ることも容易。
アクセラレートも先4の動きとして最強クラスである。
全てにおいて隙がない。

マシンエンジェル
アクセラレート2で展開出来る他、本体も大将軍の能力と相性がいい。
大将軍によって7/7守護と2/2を2面はかなりのパワーとなる。
単純な汎用カードで超シナジーカードでもある。

炎獅子の大将軍
このデッキのもうひとつのフィニッシャー。
直接召喚して猛虎で走らせればそれだけで11点ぶち込むやべーカード。
最速で7に決まるとか・・・?
素引きしても相手が警戒して盤面を放置したタイミングでぶん投げたり出来るためそんなに弱い訳では無い。
直接召喚後に躓きを絡めてリソース回復しつつ凶悪な盤面を作る動きも強力である。

自由枠

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オクトリス
ラスワを奪うことが出来る。
ドラゴン相手の打点を削る役割にもなり、ミストリナ強化も出来る。
また、エンハンスを使えば母なる君を単体で処理することの出来る数少ないカード。
今期の小剣と杯が非常に強いのも良い。
欠点として財宝がかさばるため躓きの扱いが難しくなる点。

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分身の術
シーフやミストリナなどが面で残った時分身させて無理やり猛虎で疾走させることが出来たり大将軍を分身させて打点を大幅に上げたりと面白い動きができる。
欠点として事故率が上がる点とイルミスナのサーチがブレてしまう点。

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白刃の剣舞
このデッキの性質上、先に展開された時の動きと面で残された時の動きが確定していないため、そこを突いて補助できる。
シーフガールと相性が良く普通に強い
これもサーチがブレるため確定サーチを重要視しないなら採用圏内。

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セージコマンダー
スタッツが優秀で大将軍の保険として使える。
なによりエーテルが足りない人でも使いやすいのが利点である。

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アルビダ
アクセラ4により運が絡むもののドレインを持ち、杯や靴、小剣といった強力な札を手に入れることが出来るうえ、本体は財宝シナジーで打点を飛ばしながら守護を出す器用なこともできる。
ちなみに7リーシャシーフからの8アルビダ靴の動きは非常に強力で、能力的に大将軍と相性が良く、場持ちも良いため猛虎とのシナジーも高いという恐ろしいカード。
しかしアクセラレートはハンド圧迫のリスクもあるので使い所には注意。

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新凌ぎ
単純にパワーが高く、場持ちが良いため猛虎の弾としては最適。
何気にリーシャオクトリスを入れやすいためラストワードも上手く生かすことが出来る。
正直3/3守護を出すだけでも相当強いので猛虎フィニッシュとリノセウス対面に重きを置きたければ採用圏内。

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フロフェン
後手4の動きとして強すぎるカード。
リーシャサーチがブレるものの中盤の進化を切る前提でのパワーを重視したければ1〜2での採用を相談。

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御旗
リーシャサーチをブレさせない上にこのデッキでは兵士フォロワーが並びやすいためアグロプランの通りやすい場合に1枚刺しておくと強いカード
単純に相手のトレードでも圧がかかるようになる上シヴァがさらに強くなる。
盤面を埋めてしまう点が痛い。

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キャノンスマッシャー
こちらも先4の動きとして強いが、レイサムがなくなってしまった上に猛虎でいい。
猛虎を序盤に切りたくない人にはオススメ
終盤で驚くほど弱いので注意。

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使徒
テンポを取るのに最適なカード。
ビショップ相手のミルフィなどを取りやすい点、シーフガールのチョイス先が全て使徒と相性が良い点、オクトリスアルビダを採用する理由となるカードという点が評価出来る。
しかし一気に勝ちまで繋がる展開を出来る訳では無いのでリーサルターンが1ターン遅れる覚悟が必要となる。

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ディオネ
押しの一手
ミストリナと同じく処理スペルの代わりにもなってくれる点が偉い。
困ったら積んでみるのもありだが正直あまり仕事はしない。

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ゴブリン
ただただ先1で強いカード。
アグロプランを取りやすくなる上、猛虎の弾としても使える。
手札を減らすことが出来る点もいい。
とにかく顔面詰めたい人にオススメ

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ギルネリーゼ
押しの一手
懐かしの貴公子ヘクターと似たことが出来る。
展開を残した相手に地獄を見せられる上に潜伏で猛虎とも相性がいいので強い。

解説

マリガンについて
2コスト、特に躓きはキープする。
また、2コストの札自体は多いので場合によっては無理に狙わずとも大丈夫。
シヴァは出来れば引いておきたいカードなのでそこは自己判断でマリガンを行おう。


※対面毎の補足事項
ロイヤル対面
基本ミストリナキープ、1ターン目にアクセラを使用しリオード対策を行う

ネクロマンサー対面
採用している場合オクトリスをキープ。主にヘリオ奪いを狙う

その他はテンポ重視しつつの顔殴りプランでOK

母なる君の処理について
このデッキは母なる君の処理が非常に厳しい。
取るにはオクトリスエンハンスもしくは多くの札を切り捨てる必要が出てくるので、出された瞬間に詰みという場面も少なくない。
主な対策としては、自害させない盤面を作る、リーシャで取れるように首飾りを温存するなどがあるので、母なる君を特に意識する必要のあるビショップやドラゴン対面は首飾りと盤面計算が特に重要となる。

さいごに

このデッキの本質は横展開を重ね、新カードである猛虎やその補助となる相性のいいカード群を利用して押し勝つことを目的としている。
相対的に低コスト〜高コストまでのバランスが良く、アクセラレートの数も多いので安定性はかなり高い。
そのため、事故を気にする必要はまずないと言えるだろう。


このデッキの基本的な動きとしては、まず盤面を押し付けること。
盤面を押し付けて如何に相手をこちらのペースにひきこめるかが試合を大きく分ける。
(そのためか、空中戦が得意なウィッチや継続的に打点を飛ばすドラゴンには不利が付きがちになってしまっている)


しかし、盤面を押し付けただけではフィニッシュ力に欠ける。それを補うのが炎獅子の大将軍や君臨する猛虎を用いた爆発力である。このデッキはフィニッシュの大半をこのコンボに頼っているため、どうにか圏内まで押し込む工夫も必要となってくる。


その点を強力に補助するのがシヴァであり、回復により多少の長期戦が出来つつも謎4点によって無理やりリーサル圏内に持ち込み、隙あらば全体バフでトレードを困難にする。


しかし、この点は逆に言えばシヴァの依存も高いということを意味する。
幸い躓きで引き込みやすいとはいえ、シヴァを引けた試合と引けなかった試合ではフィニッシュ難易度が大幅に違う。
その点をどうにか補うことが出来ればもう少し立ち位置も上がるだろう。


そして致命的な点が、序盤からテンポを取られて受けに回る必要がある場合、躓きエンハンスが難しい場面が出てくる。
この点は白刃の剣舞などを採用すれば多少の軽減は出来るだろうが、その場合イルミスナのサーチがブレる始末。

そしてただただ処理の難しい母なる君。母なる君を連打されるだけで試合が終わってしまうことも。




以上のことがローテミッドレンジロイヤルの課題である。
しかしまだアディショナル発表がされていないため、このミッドレンジロイヤルもアディショナルカードによっては大きく評価が変わることだろう。
(アディショナルカード、ツバキの発表により立ち位置は良くなると予想。さらに次の環境は確実にドラゴンが増える)

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