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アンリミテッドで抗うためのレヴィオンロイヤル

お久しぶりです、ぐらふです。
ここしばらく投稿してませんでしたね…
3ヶ月以上ぶりになると思います。
今回はUCLぶりのレヴィオンロイヤルの記事となります!
アンリミロイヤルを諦めている方、レヴィオンに可能性を感じない方は是非見ていってください。


はじめに

私はFOH環境2ヶ月目にアンリミテッドフォーマットで無事レヴィオンロイヤル1本でグランドマスターに到達することが出来ました。
グラマスになった直後は瞬間的ですがロイヤルランキング3位にもなれていて満足です。
到達日数は走り始めてから約10日、勝率はツール計算によると64.27%でした。
では本題に移っていきます。

構築

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私の使用構築がこちらです。
シスターズと探索者は不採用になっているものの、レヴィオンフォロワーでしっかり序盤中盤の動きを確保し、エミリアからゲルト、クイブレ、ツバキの打点枠をしっかりと引き込めるうえ、ゲルトのサーチをズラさずにアルベールを採用することが出来ています。
安定性が高く、ある程度の盤面制圧力と守備力を兼ね備えた構築となっています。

戦い方

このデッキの主な戦い方を簡単に説明すると、

序盤
レヴィオンフォロワーとオルオーンを駆使して盤面を維持しつつ相手の顔を攻める

中盤
エミリアでリソース回復をしたり、魔獣使いや剣閃を絡めて強力な盤面を形成する
打点が足りそうな時はアルベールを投げたりして攻めきる

終盤
細かな打点を計算しつつ、相手の隙を突いて攻めきる

という形になっています。
アグロプランを取りつつもエミリアのおかげでミッドレンジプランに移行することが出来るので様々な対面と柔軟に戦うことが出来ます。

カード解説

次にこのデッキにおけるカード1枚1枚について解説します。(☆のついているカードは自由枠、入れ替え候補のカード例です。自分の好みに組み替えてみてください 。)

・クイックブレーダー
アグロプランを通す上で必須のカード。
単体で1ダメージ通せるのはもちろんだが、他のカードと組み合わせることで打点を補強可能。

・レヴィオンの正義
レヴィオンカードを多数採用しているこの構築では処理札として十分に活躍ができる上、加えられるユリウスがアグロプランと非常に噛み合う。

・レジェンダリーファイター
現環境における2ターン目の除去の少なさを利用した最強のダメージソース。
魔獣使いやフォーメーションで守れば1人で10点近くも削ってくれることも。
除去強要できるのもGood

・空の指揮官・セリア
ロイヤルの最強汎用カード。
黒セリアは展開の最終地点として特大ダメージをたたき出すバースト役になれる他、白セリアはvs教会ビショやvsリノで守護を立てつつ展開して圧をかける役割が持てる。
欠点はゲルトから引くと微妙な点。そこを加味して2枚採用。

・レヴィオンの弓使い
2/2/2が単純に優秀だが、進化ターンまで残った場合、手札にレヴィオンカードがあれば盤面除去しながら進化フェイスをすることが出来る。
ただの2面処理としても使えるので対応力が高い。

・レヴィオンの猛者・ジェノ
2/2/2のスタッツを持ちながら4ターン目に弓使いと合わせることでEPを使わずに2面処理が可能な他、7ターン目にアルベールと合わせれば6点出せる。
単純にレヴィオンフォロワーの進化顔をしやすくなるのでダメージソースとしても優秀。
こちらも除去強要出来るのがGood

・レヴィオンの魔獣使い
2/2/2でありながら進化をすると3/2の選択不可守護を出すことが出来る。
コストの軽さと進化時の強力な展開故にジェノ、そして剣閃と相性がいい。
単純にウィッチ対面で強く、教会ビショや骸ネクロに対してもこれ1枚で十分殴りあえるほど対面相性の差を埋めてくれるカード。

・シールドフォーメーション
2cで守護含む2面展開が出来るだけでなく、連携15を達成すればフロントガードジェネラルを出すことが出来る頭のおかしいスペル。
小粒の多いデッキなので連携15も達成はあまり難しくなく、vsエイラビショやvs骸ネクロで粘られた時などにもこれ1枚あれば張り合える。

☆妖刀の鬼・ツバキ
潜伏で打点にしやすいことに加え中盤以降は確定除去として仕事をしてくれるので打点を確保しつつ1ターン遅延したい時などピンポイントで便利。黒セリアも活かしやすくなる。
また、3コストであるためエミリアから出せる点もGood

・勇猛たる騎士・ゲルト
3/3/3のスタッツを持ちつつ盤面の指揮官に反応して突進、ラストワードで指揮官サーチ。
このデッキの中核を成すカードと言っても過言ではない。

・《戦車》・オルオーン
このデッキにおいておそらく最強のカード。
単純に本体が強く、アグロプランを通す上でこれ以上ない活躍をしてくれる。
負けそうな時はエンハンスで無理やり勝ち筋を作ることも出来る。
一発逆転の可能性を秘めつつ動きを最大限強化してくれるパワーカード。

☆武装強化
相手が甘えて盤面を残してきたところにぶち込んで勝ちきれるカード。
クイブレに付ければ4コストで5点疾走になってくれる。
軽量疾走や場残りのいいフォロワーと非常に相性がいい。

・信念の剣閃
展開、バフのどちらにもなれて、最悪除去としても使える超強いカード。
エンハンスで使えば4点+‪α‬になり、事故要因にもならない。
対面に応じてバフが刺さるのか展開が刺さるのかだけは見極めよう。

・レヴィオンの英雄・アルベール
結局5/3/5疾走は強い。
レヴィオンカードと強力なシナジーを持つのでただの打点枠としても馬鹿にできない破格のパワーを持つ。
沼った試合ではエンハンスでフィニッシュすることも多々あるので案外腐らない。

・白銀の閃き・エミリア
ゲルト、クイブレ、+‪α‬の極限まで絞られた強力な兵士フォロワーをサーチしデッキ圧縮+ハンド補充をしつつ盤面に強力に干渉することが出来る。
エンハンスで使えば6/6が残るのでかなりの圧が向こう側にかかることとなる。弱いタイミングがほぼ無い。

【入れ替え候補】

☆ノーヴィストルーパー
エミリアから即座に疾走させることができ、サーチ先としても比較的優秀。
3の動きとして顔を詰めやすくなる。
セリアとの噛み合いが少し悪い。

☆月の刃・リオード
主にウィッチ対面に対して非常に強い。
3ターン目にゲルトが突進しやすくなる。
また、手に入るアサシンを使うことでエミリアを潜伏させる動きも可能。
サーチブレを引き起こし、使うタイミングが限られやすい。

☆スウィフトペネトレーター
エミリアから出すことで早期に4点分の潜伏を確保することが出来る。
盤面干渉力が皆無であるためミッドレンジプランへの切り替えが困難になる。

☆分身の術
アルベールを分身させて8〜10点出すことが出来る。
アルベール以外で分身対象がいない欠点がある。

対面相性と意識すべき立ち回り

最後に対面相性と意識すべき立ち回りについてまとめておきます。

vsスペルウィッチ
微有利
虹の輝きとクラシカルソーサラーに最大限の注意を払う。
4ターン目まで盤面有利で攻めが通っていればほぼ勝ち。
マリガンでは魔獣使い、アルベール、剣閃、オルオーンなどを重点的に狙う。

vs教会ビショ
有利
盤面で張り合えるので互角以上に戦うことが出来る。上振れは無理。
クルトに注意を払いながら盤面を返していきジワジワと押し勝つ。基本的にこちらが優位になって攻められるように立ち回る。
相手が顔だけ見てほとんどのカードを割り切ってくることが意外とあるのでそのような試合になるとほぼ勝ち。
マリガンではフォーメーション、魔獣使い、オルオーンを重点的に狙う。

vsエイラビショ
基本的に不利
しかし少し特殊な不利で全然余裕で長期戦が可能。
最早相手ではなく打点とリソースとの戦いになりがち。エミリアやゲルト、レヴィオンカードの使い方が超重要。
意外と勝てる対面でもある。
マリガンは教会意識した方がいいのでvs教会のマリガンをしよう。

vsコントロールヴァンパイア
無理。立ち回りでどうにかなるレベルではない。
ひたすら攻めて無理だと思ったらすぐリタイアしよう。

vsアグロヴァンパイア
五分
問答無用で先に攻め切るか相手の攻撃を受け切るかの2択になる。
こちらはミッドレンジプランを取れるので相手の攻めに押し負けない限り案外耐えられる。
先攻上振れは顔がもたないのでほぼ諦めの展開になる。

vsAFネメシス
五分〜微不利
序盤から完璧に除去されると負けがほぼ確定。
ランクマッチのAFはアグレッシブに動いていると焦って加速とAF埋めを早期に切りすぎて除去しきれずパーツを吐ききって勝手に負けてくれるパターンが意外と多いのでマッチング=負けという程ではない。

vsミントネクロ
微有利
グレイでめちゃくちゃ遅延されてしまうと負けそうな展開になることがある。
相手が引けずに盤面無視してひたすら葬送で探している場合ユリウスが刺さる上に盤面を好き放題展開できるのでそのような相手に対してはほぼ勝ち。
グレモリーは弓使いで突破可能なのでそんなに困ることは無い。
マリガンではオルオーン、2コス、レヴィオンの正義を狙う。

vs骸ネクロ
五分
交通事故を引かない限り耐えの戦法も通用する相手。
相手の動きの隙を見極めて強い盤面を形成し、相手の高スタッツを跳ね返そう。
マリガンはvsミントネクロと同じマリガンでいい。

vs豪風リノセウスエルフ
超有利
基本的に盤面に触る札が対空射撃しかなく、盤面を返されにくい。
また、魔獣使いとセリア、アルベールが非常に刺さる対面なので勝ちやすい。
マリガンはフォーメーション、魔獣使い、疾走カードを狙う。

vs庭園ドラゴン
超有利
庭園を出すまでの隙が大きすぎるのでその隙を突いて一気に攻め込む。
庭園を出されたら返しにアルベールを投げてフィニッシュする流れがベスト。
マリガンではレジェンダリーファイター、アルベール、信念の剣閃を狙う。

【共通認識】
共通認識として、マリガンはどの対面においても基本的に
・ゲルト
・2コスト
・オルオーン
はほぼ確定でキープする。

最後に

以上が、アンリミテッドにおけるレヴィオンロイヤルの解説になります。
前環境の今頃ローテで流行ったデッキをアンリミに持ち込んでるのもおかしな話ですが攻めが非常に強いにも関わらずある程度の長期戦も見込めたのでぜひ使ってみてください。
主に「攻め」の面では慣れが必要かもしれませんがパワーは感じると思います。


アンリミロイヤルに栄光あれ


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