プレゼンストーリーを作る前に把握すべきポイント【+おまけ】
講演会やLT大会などで話す内容について悩む人も多いかと思います。
今回は私なりのストーリーを考える前に意識すべき点についてお伝えします。
特に、発表が情報の羅列だけになってる、今ひとつ聞いている人に届いてる感じがしないと感じる方はこのポイントを抑えてから考え始めてみましょう。
抑えるべき3ポイント:聴衆、環境、目的
🗣️話す対象:誰に話すのか
まず、聴衆がどんな人なのか考えましょう。
誰があなたの話を聞くのでしょうか?
あなたの話を聞いてくれる人は話題に詳しいですか、それとも全く知識のない方でしょうか?
聞き手がテーマに対してどれくらい知識量があるかを把握しましょう。
🏫環境:どこで話すのか
次に、プレゼンテーションの場所について考えます。
場所によって、資料の作り方や内容の伝え方が変わってくるからです。
大きな講堂で話すのか、小さな教室なのか、その他の場所か。
例えば、大きな講堂では細かい文字を使うよりも、図や写真などビジュアルを活用するべきです。一方で小さな教室では観客との距離が近いため、その場で聞いてる人も巻き込んでしまえるようなプレゼンでもいいかもしれません。
👂目的:聴衆に何を伝えたいか
最後に、聞き手のプレゼンテーションを聞く目的を明確にしましょう。
みなさんご自身のプレゼンの目的は設定済みだと思います。「自分の熱い思いを聞いて欲しい」という人もいれば「とにかくこの時間をやり過ごしたい」と思う人もいると思います。一方で忘れがちなのが「その人はプレゼンを聞いた後にどんな行動をとってもらいたいか?」です
例えば、「環境保護の重要性」について話す場合、プレゼンを聞き終わった後に聴衆が「ゴミの分別に取り組む」や「無駄な消費を減らす」といった具体的な行動に移すことが目的かもしれません。
話す対象、環境、目的の三つの要素を事前に抑えておくことで、より効果的で響くプレゼンができるでしょう。
おまけ:プレゼンを強制的にやらなきゃいけない人向けアドバイス
おまけとして、自分の意思と関係なく人前で話すことになった方へのアドバイスをお伝えします。例えば上司から会社説明会で担当として話してくれと頼まれたり、講演会で講演者として呼ばれたりする場合などが当てはまるでしょう。
もしあなたが喋る理由が「誰かの代役」として、喋ってくれと言われたら要注意です。何故なら、あなたが何か伝えたいから講演会を開いたのではなく、講演会が先にあって話さざるを得なくなっているという、やらされ感満載からスタートしているからです。
🏁まずは自分のプレゼンの目標を立てよう!
まず自分自身で話す目的や目標を定めることが重要です。
自分自身で目標を設定することで、話すモチベーションを高めることができます。
例えば、人前で話す練習の機会として捉える、あるいは、聴衆に特定のメッセージを伝えたいなど設定できるでしょう。
自分なりの目標を持つことで、講演会に対する姿勢が変わり、より良いプレゼンテーションが可能になります。
🧐主催者の期待と目的を理解する
外部から発表者としてお呼ばれされた場合、主催者側のゴールを理解しましょう。
講演会に招かれるということは、主催者側に何らかの期待や目的があるはずです。この点を把握することは、お呼ばれされた講演会やプレゼンの成功に不可欠です。
イベント主催者の目的や期待を理解するためのヒントは、主催者の主張や講演が行われる場所に隠されていることが多いです。
学校なのか、公共の場所なのか。イベントのコンテンツの一つとして講演会が組まれているのか。そのイベントの目的はなんなのか。
もし主催者の期待や目的が不明瞭な場合は、直接主催者に尋ねてみましょう。主催者の紹介ホームページも参考になります。
皆さんのプレゼンストーリー作りが捗ることにお役立ちいただけると嬉しいです!
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