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夫婦のいいコミュニケーション方法と土台になるもの

夫婦関係修復、離婚回避のことでカウンセリングをしていると、相談に来られた方の多くはパートナーとコミュニケーションがうまくいかないことを問題だとおっしゃいます。

そして、心理カウンセラーの夫婦はケンカをしないのかと聞かれることもあります。

そんなときは、心理カウンセラーもケンカしますよとお答えしています。
事実ですから。

ケンカはしますが、心理カウンセラーが使っているコミュニケーション方法をご紹介します。

(1)アイ(I)メッセージで伝える
相手も自分も大切にするために、「わたしは」を主語にして、相手にメッセージを伝えます。

例えば、「(あなたが)家事を手伝って」の言い方を
「家事を手伝ってくれたら、(わたしは)うれしい」という言い方にします。

(2)ケンカで言いたいことを伝え合う
ただし、感情的にならず、できるだけ客観的にケンカします。

例えば、連絡もなしにパートナーが約束の時間に帰ってこなくて、心配がイライラに変わって、ケンカになりそうなとき。
パートナーにインタビューするレポーターになって、パートナーを問い詰めます。

「今日は、10時には帰られるということでしたが、、どうしてこのような時間になってしまったんでしょうか」

「この時間に帰ってこられたことに対して、パートナーに伝えたいことはありますか」
というような具合です。

感情的になりすぎないで、冷静にパートナーの話を聞くことができる効果があります。

(3)パートナーをほめる
ほめられて腹を立てる人はいないでしょう。
カップルでカウンセリングに来れれるかたが、パートナーがほめてくれるようになってコミュニケーションがスムーズになったと話されるケースは多いです。

ほめることから、感謝やねぎらいの言葉につながり、コミュニケーションがよくなります。

(4)お互いの時間を尊重する
夫婦といえども元は他人同士。
何でも一緒というのは、息が詰まることもあります。

近すぎると離れたくなるものです。
一人になる時間を尊重し合うことで、感謝の気持が生まれたり、パートナーのことをより考えるようになります。

このようなコミュニケーションを実行することが、夫婦関係をよりいいものに変えていきます。

そして、いいコミュニケーション方法を支えるのが安定したココロです。

安定したココロを身につけるには、マインドフルネスが有効です。
共感力を高め、パートナーの気持ちを受容できるようになります。

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