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グランマ初めてのニュージーランド留学(2)校外学習

 当地に来て3日目の朝も体調は戻らず、必死の思いで登校。するとフィンランドから来ているRさんが「それは、Jet Lagで自分も全く同じ症状だった。3日目が一番ひどいけど自然に治る。」と教えてくれました。彼女の言った通り、午後には症状が嘘のように改善。それ以来、彼女には一層親しみを感じるようになりました。実は彼女、筆記試験ではクラスで1番の成績。どうやらHさんとはカップルのようです。さて、午後はお楽しみの校外学習。マイクロバスに乗り、市内の観光名所を巡りました。市内を緩やかに流れる美しいエイボン川での英国風パンティング。総面積が日比谷公園の15倍という広大なハグレー公園。エイボン川のほとりにたたずむ、19世紀末に建設されたビクトリア様式の邸宅モナ・ベイル。港町リトルトンやサムナー・ビーチ。どこもかしこも目を見張る美しさ。中でも、ガーデンシティと呼ばれるだけあって、花が咲き乱れるモナ・ベイルの庭園には、うっとり。只々ため息が出るだけでした。その日の日記には「なんて素敵な国なんだろう!」と興奮した様子で記されています。

 校外学習の行先は多岐にわたり、この留学がより充実したものになりました。ランチも提供されたワイン工場。リトルトンでのハーバークルージング。 マオリの文化やニュージーランドに昔生息していた巨鳥「モア」の標本などすごい数の展示があるカンタベリー博物館。ハイスピードでワイマク川を疾走するジェットボート体験。南極基地への輸送や通信基地としてつながりの深いクライストチャーチならでは国際南極センター。南極の気温を体験したり、南極で使用された雪上車にも乗車。ワラビーやキーウイなどを近くで見ることが出来、マオリの伝統的な文化について学べるウインバンク動物公園。夕方からマオリのユニークなパフォーマンスにクラスメートも参加。その後ディナーも頂きました。こんな風に週に2~3回、先生の案内で実施される工夫を凝らした校外学習はとても楽しいものでした。ちなみに費用は全て留学代金に含まれています。次回は週末に参加した学生ツアーについて書いてみます。

 

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