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学校、外、行きたくない。。

不登校になって外出したがらない、、
学校=社会=外 に対する不安感からの自己防衛と聞きました。
人間として自然なこと。いまはゆっくり休む時期です。

小3息子は不登校始まって2年目、、この夏は2カ月以上籠っていました。
”近所の景色を見ると幼稚園時代を思い出して悲しくなる”と言う息子の言葉を児童精神科医に伝えると、幼稚園のトラウマになっている可能性があるとのこと。転居されて改善された(外出できるようになった)事例もあるらしいです。引っ越したい?と尋ねたら「今すぐ!」と即答の息子ですが、かなり大きな賭けです。。
年長になって登園渋りがあり、何もわからない私は、甘やかしてはならぬと大泣きする息子を無理やり登園させていました。園長先生から発せられた「単なるわがまま」という一言が頭から離れず、「しつけ」「社会性」というワードが頭上から私たち親子を見ている感覚、”親だからこうしなきゃいけない”とばかり考えていました。ある朝、ママのパワーちょうだいと登園前につぶやく息子をぎゅっと抱きしめると、小さな体が震えているように感じました。これって(精神的)虐待かも?と感じてしまった、なんか違うと気づいた瞬間でした。同じころ、夜に頭を叩きだす姿を見て、やっぱりおかしいと思い、児童発達外来へ。数か月後の検査で発達障害(自閉症スペクトラム)と診断されました。

彼は周囲からは賢い子と見られているが、本当はこだわり強く、人に合わせることが苦手。心の中に問題を抱えているのに、大丈夫なフリをしていた。専門用語で過剰適応だそうです。
二次障害として、不登校、癇癪が出てきて、やっと周りが異変に気づくタイプの子。

秋が深まってきた11月、いつものように通級先生から外で散歩しようとお誘いの電話(月2回)。先生は息子の話(たいていゲーム)をそうなんや~と最後まで聞いて、今日は出かけられますか?と尋ねる。息子がやっぱり出れないと答えると、「そうか、無理せんでええで。また来週電話するのでいいですか?」
ベテラン通級先生からは、
無理に外出ると逆効果。本人の意思は尊重するべき。
と教わりました。

つい、子どもだから大人の思うように(外に出るように)誘導してしまう。
もし彼が大人だったら、周りも家に居たい意思を尊重するだろう。
親なのだからと、ついつい子に何かをさせようとしてしまう。
その態度を少しずつ変えていくことで、息子の生きやすさにつながる気がする。
















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