ポジウィル体験談② -面談その2-


面談1~面談2までの間

 前回の面談後、「妨害者ワーク」なるものをするよう指示を受けた。自分の思考の癖を把握するためのワークで、自分の思考を癖について診断を受け、主な思考の癖ごとに分類し、客観的に分析するというワークだった。私の場合「犠牲者、移り気、優等生」の3つの思考の癖が診断された。この3つに該当するような思考をした際に具体的に書き出すという作業をした。

面談2当日

 新学期の1週間だったためか、前回よりも少し準備不足(考えが整理しきれていない状態)で臨むこととなった。小口さんは前回と変わらぬにこやかな笑顔で迎えてくださり、早速妨害者ワークのことを詳しく掘り下げて以下のことが分かった。

  • 妨害者ワークの出来事から「人に迷惑をかけないように」、「与えられた仕事はしっかりとやらなきゃ!」という思考の癖が見受けられる。               →この癖が影響して、つらい経験もあったのでは??         →新卒1年目の時、まったくわからない仕事だったけど、「みんな忙しそうだから、迷惑をかけてはいけない。」「自分に与えられている仕事なのだからしっかりとやらなきゃ!」と考え仕事をしていたが、次第に「なんで私だけこんなにつらい思いをしないといけないの?」という気持ちがわいてきて、どうしようもできずつらかった。

  • この思考の癖は恐らく幼少期の経験が関係しているはず        →厳しかった母と自分のやりたいことをする姉に挟まれ、「自分が母の教えを守り、いい子でいれば母から失望されない」という感情が芽生えたことが原因では。 

  • 過去を振り返ったとき、苦しんでいる自分に今だったらどんなふうに声をかける?                             →「自分の思っていることを声に出して言ってみて、やってみたらいいよ。意外となんとかなるよ。」                   →この声かけは思考の癖で苦しんでいるときの対処法になる。

 今までは、漠然と「”いい子”でいるから生きにくさを感じている」と考えていたが、今回のトレーニングを通じて、「自分の思考の癖(幼少期から当たり前のことだと信じてきたこと)が原因で生きにくさを感じており、これを対処する方法は”もし同じ思いをしている大切な友人がいたら、どう声かけをするか”を考え、その考えを自分に適用させることである。」ということが分かった。抽象→具体ができたことで、なんだかすっきりした。引き続き妨害者ワークを進め、思考の癖を客観視し、向き合っていこうと思う。
 面談の最後に、「思考の癖の一つである”優等生”は、転職活動の際に名の知れた会社であったり、わかりやすい職業へ応募しがちです…」と小口さんから聞いたが、今までの私の転職活動を知ったうえで発言しているのかと思うくらい当たっていた….。そして「そういう風に職を選んでしまうと、”自分と合わなかった”、”思い描いていたものと違う”という風になりがちなので、ここからは自分のやりたいことを考えて、自分の特性に合う職・業界をえらべれるようにしましょう!」と結び、面談2が終わった。

まとめ

  • 自分のことは自分が一番理解しているつもりになっていたが、実際にワークなどをして客観的に分析すると、わかっていないことも多いんだなと実感した。

  • 問題解決のための対処法が分かると前向きに取り組める。

  • 自分の過去と向き合うとき、つらい経験を思い出そうとすると一人では逃げ出してしまうが、トレーナーと一緒だと、話をちゃんと聞いて、まとめて、フィードバックもくれるから、安心して任せられた。

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